第2318話 図書館の倉庫

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229 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 19:33:30.26 ID:j8dx0Hhr0
大学の図書館の奥に古い雑誌やら本やらが置かれている倉庫がある。
私は暇があるとよくその倉庫に足を運んでいた。

その日もいつものように、講義と講義の間の暇な時間に図書館の倉庫に行った。なんとなく気になった古い雑誌などを読んでいるとふとある音に気付いた。時計の針の音である。
この倉庫に時計などあっただろうかと首を傾げていると次は耳鳴りがすることに気付く。

230 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 19:36:24.42 ID:j8dx0Hhr0
さらに不思議な事にその耳鳴りと針の音が次第に大きくなっている。いや、大きくなっているのではなくこちらに近づいて来ているのだと感じた。何故そう感じたのかはわからない。言わば直感のようなものだと思う。そして、その直感がここに居ては危険だと告げる。

そして私はすぐに倉庫を出た。するとさっきまで聞こえていた針の音と耳鳴りはすっかり聞こえなくなっていた。

その後何度か友人を連れてその倉庫へ足を運んだが、時計は勿論その様な体験をすることはなかった。

以上、体験した実話でした。

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『第2318話 図書館の倉庫』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/03/22(木) 19:14:03 ID:7c51f5450

    これ中学生のとき自宅で夜中に体験したことあるわ。
    針のかちかち言う音じゃなく、かっしゃかっしゃかっしゃと時計の後ろの部分が動く音だった。

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/25(水) 13:05:31 ID:618811af5

    静かなところだと普段聞こえないような音も聞こえるね

  3. 名前:名無し 投稿日:2014/02/07(金) 21:29:38 ID:f8fbddb4b

    静かな場所で暫く独りきりになると、なぜかトイレにいきたくなるんです。