- 310 ：本当にあった怖い名無し：2013/03/14(木) 21:12:46.80 ID:afixTvso0
- 子供のころ友達と2人でよく探検をしていました。
土曜日の半日授業が終わり、その日もそんな感じで遊んでいると通ったことのない道を発見しました。
その道があることさえ知らなかったので迷わず進みました。
家と家との間の狭い土の道で進んだ先には行き止まりの看板が立っていました。
でも看板の先にも道は続いています。少し迷いましたが夏で陽も長いのですぐ暗くなることはないだろうと思い先へ進みました。
小さなトンネルを3つ通り抜けると広い原っぱに出ました。
原っぱには一部開けたところがあり、ボロボロの家や商店が数件、錆ついた線路とホームがありました。
駅の名前は難しくて読めませんでした。ふらふらと歩いているとピーっと電車の汽笛が聞こえました。
その音を境に陽が傾き一気に夕暮れになってしまいました。
感覚としては冬の夕方って感じで、一気に暗くなっていきました。
2人とも時計を持ってなくて今が何時なのか分からず、急に不安になりました。とにかく真っ暗になる前に家に帰らないと親に怒られるので急いで帰ることにしました。
1つ目のトンネルに入り、何気なく後ろを振り返ってみると灯りが煌々としていて、
さっきまで居なかった人影も見えました。気になりましたが、怒られたくない一心と、
また明日こればいいやという思いでそのまま家に帰りました。
家に着いた時、時間はすでに7時過ぎでやはり時間の経過は正しかったようです。次の日、再び友達と昨日の道を行こうとしましたが道が見つかりません。
昨日は家と家との間に道があったのに、今日は家と家とが隣り合っていて道がありません。
日を変えて何度訪れてももうあの道が現れることはありませんでした。ちなみに駅名は「齋驛來藤」みたいな感じです。
今でもその友達とその時の話で盛り上がります。
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『第3046話 難しい名前の駅』へのコメント
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日：2013/03/17(日) 12:47:12 ID：eef484d90
半日授業懐かしい
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日：2013/03/17(日) 18:44:01 ID：14de1353e
なんという千と千尋ｗ
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⊃地図
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ググったら小斎藤駅ってのが昔あったようだ
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日：2013/03/17(日) 20:13:03 ID：b61eb95c4
こんな思い出欲しかった
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過去にさかのぼったのか、廃止されなかった世界に踏み入れたのか？
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やっぱりそれが浮かぶよね
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異世界とか並行世界はワクワクするね
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あ~、これ時空の間寛平入り込んだんだね
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こういう話が増えた気がする。パラレルワールドと現行の世界が、近づいてきたのだろうか。
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異世界を覗いてみたいけど、ちょっと怖いな
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浜松市の旧奥山線か。ぐぐって出てきた廃線跡探訪サイトが面白かったよｗ
奥山線跡に小さなトンネルはいくつか現存してるみたいだけど、
小斎藤駅は無人駅で駅舎も待合室も無かったと。…これは違うのかな？ -
線路とホームって書き方だから駅舎とかは無かったんだろうね。そう考えると↑の駅で合ってるのかも。廃線前の時期に逆行したのか？
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あ、本当だ。駅舎は見てないんだね。当たりかな？
小斎藤駅跡地は今は民家が建って何も残っていないそうだけど、
線路が撤去される前の駅跡地にたどり着いた可能性はあるかも。
小斎藤駅の廃駅は戦時中、奥山線の廃線は昭和39年…
投稿主が体験した年代を知りたいな。 -
土曜で半日授業がある頃か
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投稿主は現在20半ば～30半ばくらいかなぁ。
半日授業が健在で、友達って言い方をするあたりまだ若い気がする。 -
米欄に名探偵がいると聞いて
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関西芸人ランナーが紛れ込んでるぞー
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もし戻れなくなってたら戦時下を生きることになってた訳か…よかったなぁ
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そうなると投稿主とその先祖が鉢合わせだなんてことも。まぁ会ったところでお互い分からないか。
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これまたいろいろと、矛盾点多すぎwww
この話はしていいと思う…
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なんでおまえが評価してるんだ?
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なんだっけ？存在しない駅に迷い込んだ話あったよな
きさらぎだかきさらづだかそんな感じの名前の -
コメ欄に突如出てきた間寛平に吹いたｗｗ
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きさらぎ駅は遠州鉄道に乗ってる時だったな。 あれも浜松か。
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きさらぎに似た話もう一つ二つあったよね？
その部類かな -
つきのみや駅ってやつかな
驛は駅だろから「齋」「藤」「來」のつく駅名ってことだな