第3367話 ばあちゃんの頼み事

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170 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/28(土) 15:59:30.04 ID:lV4IH+/P0.net
小3の時、畳の六畳間で一人で留守番してた時のこと。
縁側から着物きたばあちゃんが来て、
隣の部屋に掃除機をかけて欲しいと頼んできた。
ばあちゃんが俺に頼み事をするなんて珍しかったから、なんか張り切っちゃって任せて!とか言って掃除機を受け取った。
そんでふすま開けて隣の仏間に掃除機をかけた。ばあちゃんは縁側で、俺がおどけて手を振ったりケツを振るのを見てニコニコしてた。
嬉しくなった俺はホースにまたがり
「いぇぇぇい!おれ、ばあちゃんの孫!○○隊員飛びます!ぶいーん!」ってぴょんぴょん飛んだらばあちゃんツボにはまったらしく口開けて笑いだした。
その時口の中が見えたんだけど歯が一本もなかった。
笑い方もこうグワッと頬をあげて無い歯を剥き出しにするような感じでちょっとぎょっとした。
でも入れ歯をはめ忘れたんだな、きっちり化粧してお出かけ用の着物も着てるのにおっちょこちょいだなと思った。

171 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/28(土) 16:01:20.72 ID:lV4IH+/P0.net
そしたらチャイムがなったからばあちゃん残して鍵開けに行った。
帰宅した母さんに言われ荷物を下ろすために車に向かうとばあちゃんが車からでてきた。
しかも着物じゃなかった。でもたしかに縁側にいたから、ばあちゃん足速すぎ、着物はどうしたの?って聞いたら、なんのこと?今日は着物なんて着てないよという。
俺に掃除機を頼んでもいないらしい。
あげく大丈夫かこの孫、みたいな目で見られて自信が無くなったとこで、
母さんがうたた寝して夢でも見たんでしょということで片付けた。仏間にはコード伸びっぱなしの掃除機があったから釈然としなかったけども。

次の日、ちょっとした騒ぎがあった。
ずっと疎遠にしてた親戚一家がいきなり尋ねてきて仏壇にお線香をあげていった。
ほとんど音信不通に近かった親戚だったらしくみんな無事を喜び近くの親戚も呼んで宴会になった。
あとばあちゃんは部分入れ歯だった。

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『第3367話 ばあちゃんの頼み事』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/04/02(木) 15:26:25 ID:3946e665d

    ひいばあちゃんとか、ひいひいばあちゃんとかが親戚巡りしたのかな。

  2. 名前:まとめ 投稿日:2015/04/03(金) 01:08:12 ID:24bfa98e7

    面白くて良い子だなこの子www
    楽しいひと時を過ごせて良かったね
    おばあちゃん?ひいおばあちゃん?も楽しんでくれたみたいだし

  3. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/04/03(金) 01:08:51 ID:d375b4429

    オチがいいな>部分入れ歯

  4. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/04/03(金) 06:13:31 ID:dfcc3a7a3

    春だなぁ。

  5. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/04/04(土) 10:32:31 ID:33e582230

    なんかワロタ

  6. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/04/06(月) 19:01:54 ID:cdf0787b8

    ご先祖様が親戚を呼んだので、掃除して欲しかったんだね~ご先祖様、楽しんでくれて良かったね~