第3132話 戦国時代の夢

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304 :本当にあった怖い名無し:2013/09/06(金) 04:07:09.46 ID:HO3z9m3R0
学生時代、僕は地元の小さなタレント事務所に所属して
時々エキストラ的な仕事をもらって小遣い稼ぎをしていました
これは、某県の田舎に1泊2日のロケに行った時のことです

低予算の仕事で、民宿では7、8畳の細長い和室に男4人で押し込められました
仕事が終わったのが夜中近かったので、みんなかなり疲れていて
床の間を頭に、窓際からA、B、僕、Cの順で布団を敷いて就寝
僕はすぐさま眠りに落ちましたが、ひどく不気味な夢にうなされたのです

白昼の川のほとりで、着物姿の4,50人の老若男女がざわめいています(戦国時代頃?)
川べりには等身大のカカシが立てられていて、
カカシの頭部には、歌舞伎役者のように真っ白く化粧された女の人形の頭がついています
と、その人形の頭がごろっと落ちたので見ると、斬り口から生々しくのぞく赤い肉、白い骨……
それは人形ではなく、死んだ女の本物の生首だったのです!
村人たちはその生首を拾い、再びカカシの竹串にぐりぐり突き刺します……

急激に吐き気をもよおして目を覚ますと、枕元に血なまぐささがもわっと漂っています
頭をもたげて床の間を見ると、床の間には血でぐっしょり濡れた座布団が置かれ
座布団の上に女の生首が……「あった」のか「あるように思えた」のか?
(室内は暗かったので、後から冷静に考えると「見える」はずないんですよね)
悲鳴を上げて隣のBに抱きつくと、Bもすでに目を覚ましていて「わーっ、わーっ」と叫ぶ
窓際のAも目を覚ましていたようで「ギャッ!」と跳ね起き、
戸口側にいたCはパ二くって襖にぶつかりなからも必死で立ち上がり、部屋の電気をつけてくれました
明かりの下、4人でヘタレながら床の間を見ると、そこには血濡れた座布団も女の生首もなく、
寝る時にあった古びた壺がひとつ置いてあるだけだったのです

305 :本当にあった怖い名無し:2013/09/06(金) 04:07:42.22 ID:HO3z9m3R0
が、血なまぐさだけが相変わらず漂っています
僕たちは怖くてもう眠ることが出来ず、窓を開け、電気をつけたまま
床の間と反対側の壁に寄りかかって「何が起きたのか?」を確認しあいました
すると、4人ともまったく同じ夢を見ていたらしいことがわかったのです
身長130センチぐらいの奇形じみて小さい女がいたとか、
白い布製のランドセルのようなものを背負っていた男がいたとか、
僕たちの記憶は細かなところまでかなり合致しました
室内の血なまぐささは次第におさまりましたが、僕は胸がムカムカして、明け方に一度吐きました
みんな2時間ぐらいしか寝れなかったので、翌日のロケは揃って体調最悪でした

10年以上前のことなので、今落ち付いて分析()すると
昼間の仕事で同じような緊張を強いられた4人が、その疲れからたまたま似たような夢を見て
集団ヒステリー的に同じ幻覚、幻臭を感じただけなのかなという気もします
が、人生でオカルト的な経験をしたのはあの時一度きりなので
僕にとってはいまだに忘れられない不思議な記憶です
スレ汚し失礼しました

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『第3132話 戦国時代の夢』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 10:39:19 ID:e19f734b3

    ほう

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 11:02:32 ID:90feadd5d

    確かにな~
    同じ台本読み込んで、似た夢はみそうだなぁ。
    不確かな夢の内容は、似てたら他人の情報で補完しそうだし…。
    血なまぐささ……?
    もしや、ルナルナな女性臭みたいな?

  3. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 12:29:39 ID:c4709e9eb

    こここわすぎ泣いた。夢に見そう。ヤメテー。(と言いながらRSS取得してまで楽しみにしてるんだが)

  4. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 12:56:52 ID:d1e777b97

    古びた壺に何か秘密が?

  5. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 16:18:18 ID:77280aa4b

    冷静な分析ワロタw

  6. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 19:55:25 ID:dde791d04

    だよな。
    民宿より、壷が怪しい。
    白い布製のランドセルは室町時代すでにあった。
    「連雀」と言って、商品などを入れて売り歩くためのもの。
    小道具に変なリアリティーを感じる話

  7. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 21:39:01 ID:d2de82e8e

    やだこわい

  8. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/06(金) 21:58:15 ID:22e80ef88

    骨壺かな?

    女は敵方勢力の関係者か、それなりに高貴なお方だったのかもね。
    それにしては案山子に見立てたような晒し首は酷い扱いに感じるが、
    その後、塚にされた後に壺だけ盗まれたのかな?

    何にせよ、女の殺された背景や、その後の措置を想像するに、
    もの凄い怨念故に、今だに成仏していない感がする。
    壺を所有する旅館関係者には何の影響も無いのかね?

  9. 名前:名無し 投稿日:2013/09/07(土) 11:47:00 ID:e806e4883

    首、晒されたくらいだから、犯罪者なんじゃ?
    関係ないけど、地元の百姓一揆の記録を読んだ。
    首謀者として処刑された人の扱いは酷いもの。
    遺体は一応、遺族に返されたものの、その前に侍達の刀の試し切りに使われて、ただの肉塊の状態で返されたと、書いてあった。

  10. 名前:モカ 投稿日:2013/09/07(土) 23:41:44 ID:c9ffa0485

    本当に怖い体験でしたね。
    その日は 4人で泊まれたのが、せめてもの救いだぁ。
    一人だったら 怖すぎるよ。

  11. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/08(日) 01:30:50 ID:ef35fc131

    4人全員が同じ夢を見るってなかなかないよな。
    1人じゃ恐怖に耐えられんし、4人部屋でよかったな。

  12. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/08(日) 07:29:48 ID:d45852ad4

    ロケは時代劇だったのなら脚本から影響はありそうだね。
    現代劇で、夢のようなシーンが全く無い話ならばそれはなさそうだけど。

  13. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/08(日) 07:36:34 ID:d45852ad4

    むしろ、四人だったからこそそんな体験をしたのだったりして。
    女を死に至らしめた首謀者が四人だったとかで…
    狭い部屋だから普段は四人も泊めたりしなさそうだし。

  14. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/11(水) 23:52:06 ID:65b32df62

    エニグマじゃなくて洒落恐だろと誰も指摘してなくてワロタ

  15. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/21(土) 23:38:32 ID:1598d4556

    ↑たしかしたかし

  16. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/11/21(木) 16:57:42 ID:80d411258

    時の権力者に刃向かえばみな犯罪者、戦国時代なんてとみにその枠が揺らいでいる時代だよ。

  17. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/03/14(土) 15:42:32 ID:3180d59dd

    壺の記憶か壺に憑いてるものの記憶?
    4人いっしょにっていうのもすごいし
    ほんとに4人とも前世でそこにいたのかもね