第650話 予約の品

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215 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/11/01(火) 12:43:24 ID:PNQVBQsR0
以前勤めていた店で起こった出来事です。
その日、常連のお客様Aさんが来店。
商品のお取り寄せを頼みに来たんだそうです。
そういう時って予約票を書きますよね。
複写になっていて一枚はお店の控え、
もう一枚はお客様にお渡しします。
その時も当然いつもと同じ様に手続きをして
先払いでお会計を済ませ、帰られたそうです。
数日後予約の品が入荷したのでAさんに電話で連絡をすると
ご家族の方が電話に出られ、
「あの~、もうAは亡くなってるので何かの間違えじゃぁ・・・」と
言われたので、店側も慌てて控え票で日にちなどの確認をしたんですが
やはり予約を受けたのはAさんが亡くなった後の日付だったそうです。
常連さんですから従業員はAさんの顔を覚えているので
替え玉って事もないはず・・・
不思議なものでお会計は済ませてあったのですから
現金は実際にレジに入っていた訳で。
お客様にお渡しした予約票は
何処にいっちゃったのかしら・・・
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『第650話 予約の品』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/24(日) 14:48:00 ID:5d644adeb

    何買ったんだろう

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/08(月) 23:23:00 ID:e952e2361

    Aさん、欲しかったのとお店への挨拶だよね。ちゃんと金も払って律儀だ。

  3. 名前:スチーブン 投稿日:2010/09/14(火) 19:19:28 ID:397efec4a

    その品物せめてご家族に渡してあげてくれや!

  4. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2018/09/14(金) 10:52:53 ID:0a91807bb

    昭和の香りのする文体や。