第165話 つの

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268 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/09/29 03:54
幼稚園くらいの頃、ふざけて右足の内側のくるぶしに筆ペンで×を描いた。
その後父と風呂に入り、父が身体を洗っている時、
湯船の中でなにげなく自分の足を見てみると
×印を描いた部分に「つの」のようなものがにょきっと生えている。
10センチ位の長さで白く、先は細くなっていた。
なぜこんなところにつのが?
驚いた私はつのを取ろうとひっぱったが、
骨からくっついているようにびくともしない。
湯船の外にいる父に「足からつのが生えてる!」と訴えても相手にしてくれない。
しばらくして湯船に入ってきた父に、筆ペンで×を描いたら生えた。
ひっぱっても取れない、どうしよう。と言ってつのを見せた。
父は驚いた顔をして、「ふざけてるんだろう」と言ってつのをひっぱった。
取れない。
それから後の記憶がない。

もちろん今私の足にはつのなんて生えてないが、
いったいあれはなんだったのだろう。
夢・・・にしてはやけに鮮明で、握ったつのの感触もしっかり覚えている。

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『第165話 つの』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/22(月) 04:21:00 ID:a086b4c21

    親父に聞けばいいのに。

  2. 名前:もしもし、私名無しよ 投稿日:2014/01/06(月) 08:36:11 ID:ad6f6cd77

    両側に書いてたら歩きづらいツノの生え方したんだな。