オレの知ってるのは資格のある医師じゃなくヒーラーだけど、こういう人いるよな。
ヒーラーと言うか、地元(メキシコ)じゃ仙人と呼ばれてる。
いや、呼ばれて「いた」か。
何十年も昔の話だから、今生きているかは判らない。
テーマが深刻だから、「何処にいるのですか?」「治してもらいに行きたいです!」と、
あんま真顔に聞くのは、勘弁してくれ。
話半分、雑談程度に捉えてくれれば・・・と思う。
そのじいさん(仙人)はガンをたちどころに治しちまう。
「人はなぜガンになるのか」
これを知っている人だった。
じいさんの話によると、人間は死んでもすぐにはそれ(死んだ事)が理解出来ないらしい。
現世に留まろうとする。
それで、留まるには実は何かに「つかまらなければ」留まれないのだと。
つかまる対象だか、何にでもつかまれるわけじゃなく、親族の体の一部が手頃。
ほとんどの死者は一定時間が経てば死んだのを自覚できるが、自覚できないヤツに長く
つかまられていると、そのつかまられている箇所がガンになるそうだ。
胃につかまられていれば胃がガンに、腸につかまられていれば腸がガンになる。
ガンになっている間は、今現時点でまだつかまられている・・・という事らしい。
だから解決は単純。
そのじいさんが(骨やら内蔵やらに)つかまっている死者へ、「貴方はもう死んだのだよ」と、
言い聞かせる。
これでたちどころに治るのだそうだ。
地元じゃ医師がガンになったら、病院で治そうとはせず、じいさんの住む山を訪ねていた。
霊の話がスレ違いだったら、スマソ。
下品かもしれないけど、それが本当だとすると、
前立腺ガンの人は、前立腺をつかまれてるってこと?
どんな親族なんだ…