林間学校だったかな?校外授業の一環で、そんな呼び名の行事があったんだ。
確か二泊三日くらいの日程で、一学年全員が数台のバスに乗り向かったのが富士の樹海近くだった。
そこには一応、ちゃんとした二階建の宿泊施設があって、施設名は覚えてないが体験学習をするような専用の施設みたいだった。
施設の建つ敷地の端にはちょっとした崖(2mくらい)があって、そこから先へ行くと戻れなくなると管理者らしき人から樹海についての説明を受けたのを覚えてる。
到着した夜、部屋で遊んでると、「二階で怪談話をやってるから来ないか?」と誘われ、俺も参加することになった。
部屋に行ってみると既に20人くらいが真っ暗な状態で怪談話をやっている最中だった。
俺も入り口付近に座って暫く聞いてたんだけど、何人かが話を終えて間が空いたときに誰かが「うわっ!」って驚きの声を出したんだ。
その時、俺は(んっ?)と思って部屋を見渡したときに、右側の障子窓に人影が横切って、、、その瞬間数人が「うわぁぁぁ!!」「きゃあああ!!」と叫んでパニックに。
その人影が横切った瞬間を見たのは、俺を含めてその窓が見える位置に座ってた数人だったんだけど、最初に目撃した奴が「人影が右から左へ」その後に見た俺を含め数人が「人影が左から右」と証言。
部屋には引率の先生も一人混じってたので、その場は先生が仕切って電気を点け、その障子とガラス窓を開けてみたところ、
そこから見えるのは50cmくらい向こうに隣の施設の壁しかなく、しかも二階だし、壁の隙間から表側を覗いてみても数mあって人が通れる状態でもなく光も差し込んでなかった。
実際に生徒の何人かが、表に出て壁の隙間を通れるか試したり、光を当ててみたりしたが結局解明できなかった。
一体なんだったんだろう…
携帯からにつき読み辛くてすまぬ
幽霊? 典型的な怪談やね。