- 589 :本当にあった怖い名無し:2014/03/07(金) 01:10:17.95 ID:oT+xzkKR0
- 長文すまん。ぜんぜん怖くない体験談だけど
昔虐待を受けて育ったんだが、小学校低学年から高学年のころだったか、
現状にどうしても耐え切れなくなって、家を飛び出した。
ちなみにその時は市営団地に住んでいたんだが、団地内をブラブラしていると、
明らかに団地内の地図にはない空間にたどり着いてたんだ。
(俺自身物心ついた時から住んでる団地なので、そんな場所がないと分かってた)。 - 590 :本当にあった怖い名無し:2014/03/07(金) 01:11:23.58 ID:oT+xzkKR0
- 続き
そこはお世辞にも綺麗とは言えない場所だったが、少し古びたソファーと机、
その他「廃棄されたと思わしきもの」が多々あって、疲れていた俺はそこで眠ったんだ。
暫くして目が覚めると(個人的には数時間程度眠ったつもりだったが)、
周囲は真っ暗で(エレベーターが止まっていたことから、おそらく深夜過ぎまで)、
俺は何故か団地内の階段の踊り場に居たんだよ。
その後も、家庭が落ち着くまでの数年間、どうしても辛い時にブラブラしていると、
何度かその場所に行ける事があったが、虐待事情などが解決すると、
何故かそこには行けなくなっていた(記憶を頼りに何度行こうとしてもたどり着けなかった)。
いったい俺が行っていた場所は何なのだろうか。
最近読んだ怪談話でたとえるなら「隠れ里」というのが一番しっくり来る表現だけど・・・
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『第3203話 隠れ里』へのコメント
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名前:本当は怖いななし 投稿日:2014/03/09(日) 23:27:49 ID:2de2b6ec8
帰ってこられなくならなくて、よかったね。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2014/03/10(月) 00:24:57 ID:6424e575d
体験者が部屋に行けなくなった理由は、虐待などの問題が片付いたから
もう部屋に行く必要がなくなったからだと思う
個人的にその部屋はハリポタの「必要の部屋」のようなもので
多分そこに行く(招かれる)為の条件が虐待時は満たしていて
問題解決後は満たしていなかったんじゃないかな -
名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2014/03/12(水) 10:04:07 ID:1a1c6f439
どんな空間だったか描写が少ないから推測するしかないけど
廃棄された(と思しき)モノたちが同じく廃棄されそうな人間に同情?して
逃げ場所に招いてくれたのかも
恐怖というよりはいい話に思える -
名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2014/03/12(水) 20:29:07 ID:0403007f1
凄くながーい救いを感じる。
宗教を超えたたような。
本人は、大変だったろうけど。 -
名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/01/15(木) 02:02:11 ID:8acf3d0f6
虐待された人に多い多重人格の症状ではないだろうか?
その部屋(脳内の架空の空間)に居る間は別人格が出てるんだよ -
名前:黒帽子ちゃん 投稿日:2015/01/29(木) 13:43:13 ID:7a80a7386
FMで、別次元に行ってたんじゃ無いかって思うんだけれど。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/03/16(月) 00:26:18 ID:bcc04126b
行けなくなってよかったんだとは思うけど
誰がどういう事情で用意してくれた場所だったんだろうね
多重人格説で心の中で隠れてる場所というのも可能性としては有りだけど
だとしたらその点についての補足説明がありそうなものだし -
名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2015/11/23(月) 17:56:00 ID:28bbd48c7
今は幸せであることを祈念します
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2017/11/02(木) 01:50:50 ID:2712b6c2d
>昔虐待を受けて育ったんだが
これやな
こんな部屋欲しい
その部屋にいる間、外界の時間が経ってなかったら最高なんだけどなー