第576話 通り過ぎた白いもの

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26 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/06/16(木) 05:05:42 ID:1Ye8uIX60
じいちゃんが亡くなったあとのことだと思う。
ドアを開けて台所に入ると白いものが通り過ぎた。ローマ時代の布を巻き付けた
服のような感じで足下しか見えなかった。足とその周りの布だけ。
「それ」が見間違いではなく本当に通ったなら、そいつの目の前は台所の流しなので
激突しているはず。当然何もない。

私は外にいるかもと確認しようとして勝手口をそっと開けた。
少し開けて、外が見えそうになった時点で閉められた。明らかに風ではない。
怖くてお母さんを呼びましたが外には誰もいなかったようです。
金縛りだの何かいるような気がするだの、気のせいで片づけられることは
たくさんありましたが、はっきり見えてかつ物理的なできごとは初めてでした。

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『第576話 通り過ぎた白いもの』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/02/03(木) 03:53:05 ID:24a75db0e

    途中から「です、ます」調に変化するところがすごく怖い。

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/01/04(水) 22:11:51 ID:9859b2d91

    テルマエロマエ?

  3. 名前:名無し 投稿日:2013/10/14(月) 23:17:39 ID:76e88738e

    ※で笑った。