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第2012話 猫の代替わり

252 :本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 18:06:44 ID:yXQH3EuJ0
心霊現象ではないんですが、不可解っぽいので友人の勧めもあってここに書いてみます。
つまんないと思いますので、暇つぶしぐらいで読み流してください(´・ω・`)小学2年生ぐらいの頃からうちには代々猫が住んでいるんですが、入れ代わりが少し奇妙です。
最初の猫が居なくなる前に子猫を咥えて帰ってきてから間も無く姿を消して、その子猫も大きくなったら新しい子猫をどこからか咥えてきていなくなり、一週間前にまた同じ事が起きました。
3匹目の猫はまだ居るのですが、なんで毎回変わった入れ替わり方を続けるのかが分からず、しかもみんな癖とかも同じでたまに気味が悪かったりします。

みんな柿木が好き
何もない所に向かってジャンプしたり引っかくような行動をする
寝る時は必ず自分の上で丸まって眠る
夜道を歩きに出ると必ず肩に上ってくる

猫って皆そうなのかなあ?って友人に聞いてみたけど、そんなワケないだろうって言われました。
前の猫の癖を受け継いでるだけなんじゃないかなあって思うんで、特に不可解とか謎があるというわけではありません。
(長すぎてエラー出たんで一度切ります)

253 :本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 18:07:55 ID:yXQH3EuJ0
友人もそこまでの話では相槌を打ってくれていたんですが、最初の猫の話を終えた後にここを勧められたので、一応最初の猫を飼った時の経緯だけ簡単に書いてみます。最初の猫を拾ったのはもう20年近く前で、当時はファミコンぐらいしかゲームがなくて、しかも親にかなりゲームを制限されていたので、友達が遊べない時は裏山にいって遊ぶ事が多かったんです。
裏山は入り口が笹薮に埋もれていて、木の根っこと土が剥き出しの獣道が何とか残っているぐらい人の出入りがない所です。
でもそんな獣道を10分ぐらい上がっていくと原っぱがあって、そこには何故か小さな祠みたいなものと上りやすい柿木がありました。
人がまずこない事から秘密基地みたいな気分で木に登っては町を飽きずに眺めていたのを覚えています。
小さな祠にはその時見向きもしなかったのですが、台風が過ぎた数日後にいったら壊れてほとんど吹き飛んでました。

何を思ったのか、もうぼろぼろだし夏休みの宿題の工作と一緒に新しいの作ってみようと思ったんです。
今に思えばなんてバチ当たりなんだろうと思いますが、当時は頭がかわいそうな小学生でしたので、父親に手伝って貰ってデスクトップぐらい大きさの祠みたいなベニヤ板の塊を作りました。

それを持って裏山に行って祠があった場所に夏休みの工作を置いて、オヤツとして持ってきていた飴玉を置いて帰りました。
最初に飼った猫はその帰り道、後ろからやってきたんです。
ずーっとついてくる灰色の小さな猫を見て、変な猫だなーって思いつつも家に入りました。
そしたら母親に「アンタ猫拾って来たの?」って言われたんで「勝手に付いて来た」って答えたんです。

母親は一度それで引き下がりましたが、ずっと玄関の前に猫が居座り続けていたせいで自分が餌でも上げているんじゃないかと疑いだしたらしく、身に覚えがない事で怒られました。
それからもずっと玄関に居座り続ける事に段々家族揃って感化され、家へと招き入れたのが最初に飼った猫の馴れ初めです。
裏山はもう住宅地になっているので柿木も祠があった原っぱも今はありませんが、猫だけは代を変える様に居続けています。
くだらない話ですみません(。。;

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