675 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/04/09(日) 09:15:03.73 ID:kQc4Ju8z0.net[1/3]
祖母に聞いた話。
祖母が子供の頃、家に大きな年を取った三毛猫が居たそうだ。祖母はその猫によく面倒を見てもらい、縁側でよく日向ぼっこをしていたそうな。
ある日、祖母に妹ができ、「猫は赤ちゃんを害する。」と三毛猫が邪険に扱われるようになった。
ある晩、祖母が厠に夜中起きると、三毛猫が縁側で二本足で立って庭を見ていた。
猫は祖母に気づくと、「ワシはこの家を出て行く。達者でな。」というとピョンと庭に飛び降り、テテテッと塀の側に走り、飛び越えて(この時は四足だった)それっきり帰ってこなかった。
677 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/04/09(日) 10:30:19.93 ID:A+bx7ucV0.net
>>675
猫に面倒見てもらってたのか?
678 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/04/09(日) 13:15:32.85 ID:kQc4Ju8z0.net[2/3]
面倒見てもらった、って言ってた。まだ子供で、外に一人で出歩く時は猫が付いてきて危ない事をしようとすると鳴いて止めたり、ご飯を挙げると残して祖母を呼びにきて、「私はいらない、ご飯あるから。」と言うまでじっと祖母を見てたり。
風邪をひいた時に寝てるとずっと枕元で頬に顔をくっつけて、額に尻尾を乗せてたりしてくれたそうな。
一人称ワシ