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第3104話 6階のお爺さん

461 :本当にあった怖い名無し:2013/07/19(金) 03:56:01.75 ID:+OHIrTvj0
高1のとき、小さなラーメン屋でバイトしてたときのこと。

おつりを小遣いってくれる人が多かったり、結構おいしい思いをしてました。

あるとき、高そうなマンションの6階に出前。
出たのは優しそうなお爺さん。
数分立ち話をして帰ろうとしたら、何と1万円小遣いってくれました!

高額だったので断ったけど、独り暮らしで話相手もいないし、寂しい年寄りの道楽みたいなもんだから、気にしないで取っておいて。って。

それから、そのお爺さんから出前がはいったときは、やったー!って感じでした。

毎回お小遣いくれたり、自分が誕生日のときには、欲しいって言ってた物をくれたり。

ある日、さすがに気付いた母親がお礼しに行かないとダメってことで、一緒にお爺さんのマンションへ。

マンションに着いて、エレベーターのボタンを押そうとしたら、異変が・・・。

お爺さんのいる6階がない!?

入り口の顔馴染みの管理人さんに聞いたら、○○くん、何言ってんの?ここは5階建てだよ(笑)
って言われ、母親からもアンタ誰に貰ったの!?盗んだりしたんじゃないでしょうね?って怒られたり(笑)

でも、お爺さんに貰ったお小遣いやプレゼントはちゃんと残ってるのに。

一体、6階のお爺さんは誰だったのか?どこに消えたのか?今でも謎のままです

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