第2286話理想の老夫婦

2011/5/2（13年前） Part69, 乗り物, 奇妙な偶然 17

424 ：本当にあった怖い名無し：2011/04/29(金) 07:58:27.59 ID:aXpOgUEW0

久しぶりに書き込もう。
怖さなんて微塵もない上に短い話だけど…

ちよっと過去の話。
ハードな部活をやってた俺は、終電で帰ることがたまにあった。
俺の降りる駅は、そこが終点になることもあれば、その先の駅が終点になることもある駅。
終点の時は寝ちゃっても駅員さんが起こしてくれるんだが、
そうでない時は行き過ぎた上に帰りの電車がなくなって、
恥ずかしながら親に車で迎えにきてもらってた。

で、その時も電車の中で熟睡してたわけだが…
俺の降りる駅に着いた時、誰かに起こされたんだ。
起こしてくれた人の方を見やると、人の良さそうな老夫婦がいて、
「◯◯駅ですよ～」
って言ってくれた。
慌てて礼をいう俺を見てニコニコ笑いながらその夫婦は電車を降り、
俺も当然急いで電車を降りた。

電車を出た後、老夫婦に改めてお礼を言おうと思って結構探したんだが、
どこにもいなかった。
降りるタイミングは2、3秒しか変わらなかったはずなのに…
不思議なのはそれだけじゃなかった。

おれの乗ってた電車は、そこが終点ではなかったんだ。
事実、電車の外から中を見たら熟睡してる人はちらほらいたし、
電車の電光掲示板？にも次の駅の名前が出てた。
俺は老夫婦にあった記憶なんてなく、初対面のはずだ。
なのに、何故あの夫婦は俺の降りる駅を知ってて、
さらに起こしてくれたのか…未だにわからん。

あの時の老夫婦の顔は未だに覚えてて、たまに思い出したらなんかほっこりするんだよなぁ…
本当に人の良さそうな、理想の老夫婦って感じだったんだよ。

『第2286話理想の老夫婦』へのコメント

名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/02(月) 19:35:11 ID：967e42239

自分自身の未来の姿だったりして
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/02(月) 20:01:35 ID：41852cc5e

きっと将来の自分と奥さん
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/05(木) 20:57:29 ID：18daff98e

この次の終点の駅でこの後事故があって降りてないと命が危なかった、とかだと怖かったかも
ほっこりした
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/06(金) 10:51:52 ID：2fdaa42f7

自分は知らないが、むこうは知っているというのはよくある話
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/06(金) 15:46:36 ID：ac9bbdde5

未来の自分と奥さんに一票
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/12(木) 00:40:05 ID：c1ebec693

自分も全く同じ体験したの思いだした

知らないおばちゃんに「お兄ちゃん降りる駅着いたよ」って言われた

確かに降りる駅だった

普段電車なんかそんなに乗らなかったのに
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/14(土) 15:18:03 ID：8453d3b97

俺も電車で熟睡していたら、「ほら着いたよ、降りないと」と
見知らぬオッサンに腕を引っ張られた事がある。
降りるのはまだ３駅先だったんだけどな。
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/18(水) 22:15:58 ID：0e1fdcdae

ウホッ！
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/05/23(月) 15:36:55 ID：e1f7ecfda

老人、老夫婦から受ける警告、注意、指摘なんかは
ご先祖様って線も無難だと思うよ。
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2011/11/30(水) 00:27:53 ID：ff7f78fb9

これは新しいｗｗ
名前:名無し投稿日：2012/03/13(火) 03:52:23 ID：e2580d528

実は、定期入れを鞄の外にぶら下げてて、それで降りる駅分かったとか。
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2012/06/25(月) 21:27:02 ID：56535b0df

守護霊さんかご先祖さま
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2012/06/26(火) 01:24:55 ID：09710c8e7

　徹夜明けで帰るとき、つり革にぶら下がりながら寝ていたら、肩をたたかれ、
心配そうな顔をした中高年の上品なご婦人に「ど、どうぞ」と席を譲られた。

「す、すみましぇん..」と寝ぼけながら坐り爆睡していたら、その人に起こされた。
「どちらでおりられるんですか？」「◎◎です」「あの、過ぎたみたいなんですが…」
ちょうどおりるはずの駅を出発したとこだった。

「ありがほぉございまふ」と降りてあとは眠らずに帰った。
よほどヨレヨレだったらしい。いつも同じ車両にのってたひとなのかな？
　その節はありがとうございました。
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2012/06/27(水) 01:02:13 ID：7d37fbbd2

おもろいなw漫画家のアシさんかなんか？
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2013/11/30(土) 03:29:31 ID：f8f43cb64

徹夜明けの職業なんて色々あるのに
徹夜明け=漫画家のアシに直結するとか相当脳内ヤバいからw
名前:本当にあった怖い名無し投稿日：2014/12/21(日) 19:36:23 ID：10aefb071

老夫婦は投稿者の守護霊かもね
名前:ｔ投稿日：2015/04/19(日) 16:42:37 ID：87c9e2b87

以前乗り合わせた時に、老夫婦が顔を覚えた（孫に似てるとか、とても疲れた様子etc)
で、降りる駅で親切に・・って事じゃ？
探したけど居なかったってのは、不思議だけど

『第2286話 理想の老夫婦』へのコメント

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