- 911 :本当にあった怖い名無し:2011/11/02(水) 23:22:53.35 ID:lvIRaMJn0
- 昔の話を思い出したので書きます
小学生のころ、私は週2回ほど学校帰りに公文式に通っていました
公文がある日は、いつも一緒に帰るメンバーではなく、
同じく公文に通うYちゃんという子と一緒に帰っていました
しかしYちゃんにはAちゃんという仲良しの子がいて、
週2回とはいえ仲良しのYちゃんを私にとられるのが気に食わないらしく
3人で一緒に帰る日もYちゃんだけに話しかけたり、あからさまに私をはぶったりしていましたそんなある日、いつものように3人で帰っていると
Yちゃんと私だけで話が盛り上がっていたのが嫌だったのか
Aちゃんは「もう!」と怒ってスタスタと前の方に歩いていってしまいました
私がおろおろしていると、横にいたYちゃんが突然
「大丈夫、私たち○○先生のところ行っているから」と言いました
○○先生というのは聞き覚えがなく「ざざんか先生」とか「ざざん先生」のようなかんじだったと記憶があります
「○○先生?なにそれ」と私がいうと「見てて」といって、Yちゃんは両手を組んで
「○○先生、○○先生。力をお貸しください」と小さな声でつぶやきましたすると、怒りながらすたすたと先の方を歩いていたAちゃんがくるっと振り返って
「分かった。今日電話してね」と言いました
AちゃんにYちゃんの言葉は聞こえてないはずです
Yちゃんは私のほうを見ると「ね?私たち繋がってるの。今夜も○○先生のところ行くんだよ」と得意げでした
偶然といえば偶然ですが、その○○先生というのがなんなのか不気味で今でも印象に残っています
宗教かなんかかもしれないけど、噂が広まりやすい田舎のわりにそういう話は聞きませんでした
ちなみに場所は群馬です