- 348 ：名無しさん＠おーぷん ：2014/07/16(水)07:38:05 ID:x52L6TAIu
- 母から聞いた話。
俺の祖父は元ヤーさんで両手を合わせて五本の指しかなかったという。
「沢山の人間の指を詰めてきた」と誇らしげに語る祖父を母は内心嫌っていた。
しかし嫁いだ身として口に出しはしなかった。ある日の晩。まだ小さい俺と同じ布団で眠っていると、急に俺がギャーと叫んだ。
夜泣きとは違った泣き方に慌てた母は俺をあやそうとしたが、俺は狂ったように転がって
「xxさんｘｘさんｘｘさん」と誰かの苗字を叫びながら壁に頭を打ち始めた。
止めさせようとしても暴れるわ手に噛みつくわでどうしようもなかったらしい。後日、俺と母が暮らしていた部屋は元祖父の部屋で、押入れの奥に指詰め用の道具や短刀が保管してあることが分った。
そして「ｘｘさん」というのは祖父の893ネームみたいなものだということも。
恐ろしくなった母は俺を連れて実家に帰り、なんやかんやで離婚の流れになったらしい。
「アンタ、私のことをママって呼ぶ前にxxさんって言ったんよ。まだ何も喋れない赤ちゃんだったのに」
と言われて何も覚えていないながらゾッとした。
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『第3275話 ｘｘさん』へのコメント
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日：2014/07/17(木) 19:20:56 ID：0b84552e2
ウチのオジさんも893やってたが、指詰めるって事は大概不祥事起こした時で、両手合わせて5本とか爺さんもどんだけドジ踏んだんだよw
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全部自分のしくじりとは限らないからな。案外舎弟の代わりに詰めたりしてたかもよ
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仁義厚かろうとドジであろうと関係ない母子にはただただ嫌な話だなｗ
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基本的に自己満足の世界だな。家族や回りの人たちを巻き込んでも自分がカッコ良ければそれでいいと思っている。どれだけの人間の生き血と涙で自分が生かされているかを知ろうともしない。この話の祖父も可愛い孫が苦しむ姿を見て本心から会心していれば良いが
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XXを今話題の野々村さんに変えて読むと怖くなくなるよ。
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仁義だかケジメだか知らないが、
狭い世界の勝手なルールで
他人様の大切な子供の体を
切り刻んできたのだ………深き業を肌で敏感に感じ取ったのだな。
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やめれw
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カッコよくとも何ともないのにな
「指詰めた俺カッコいい！」ってどう考えても厨二病だし -
価値観は多様だし、ヤクザもヤクザで
「カタギって・・w」みたいなことかんがえるのかも -
「たくさんの人間の指を詰めてきた」って言うよりむしろ詰められちゃってる側じゃんおじいちゃん…
両手で合わせて五本しか指ないって日常生活に支障きたしまくりだよおじいちゃん… -
ほんとの偉いさんはｽﾞﾙがつくほど賢いけど、それ以外は下っ端になるほどかなりの割合でｶﾀｷﾞの世界に馴染めない原因がある人が多いと思うんだ。
今ほど知られてなかった学習障害や注意欠陥障害、双極性気分障害、人格障害、育った環境によるものから遺伝的に受け継いだものにいたるまで様々だろうけど、馴染めないどころか理解されずに排除されてきたからそっちにしか居場所ができなかった人っていうね。
そういう人たちにはｶﾀｷﾞの世界なんて、といわれても仕方ない部分もあると思うんだ。 -
五本指ってタバコ吸う用かな？
寺脇時代の相棒にそんな話あったよね。 -
必要悪なんて言葉は嫌いだが、
確かにどうしょうもない底辺の
受け皿の役目は有ったのかもな。それでも今の時代、
そんな少数派より遥かに多くの
善良な市民の生活を脅かしている存在だろう。やはり暴力団やマフィアは消えた方が良い。
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しかし、認めて良い価値観とそうでない価値観があるのではないだろうか？自分たちの中で盛り上がっているだけなら良いが、法をないがしろにしてその内輪の価値観を外にまでひろげて他者を断罪し出すとしたらどうだろう。このような法を犯す価値まで認めてしまったらもはやこの国はお世辞にも法治国家と呼べるような国ではなくなるぞ。義理だと言っては個人情報を強請取り、人情の名のもとに他人の戸籍を巻き上げる。自分たちの表現の自由を武器に他人の人権を蹂躙する。こんな僕たちに愛を下さい？冗談ではない
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おじいちゃんの時代には
まだ「カタギ衆には手を出すな」的な
棲み分けも有ったのかなぁ？高校で陰湿なイジメを繰り返してた不良はヤクザになり、
大学の友人は覚醒剤を勧められ廃人になり、
親戚は詐欺に遭って破産した…アウトローは許せない！
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うちのじさまの時代は住み分けあったらしいで？
カタギに手を出す奴はヤクザじゃなくて外道だって。まぁ最近は政治家の方がよっぽど外道だと思うけど。
なんだよ法は犯してないから非難される謂われはないって。
法を学ぶ前に道徳や倫理・マナーを学べと。 -
こえぇ
映画や小説みたい -
関係ないが、昭和戦前、甲賀流忍術の最後の伝承者が居たらしい。
そいつが、８９３の事務所に一人で殴りこみ、潰してしまうという事件が有ったそうだ。 -
何も喋れない赤ちゃんが、xxさん！ って叫びながら
壁に頭を打ち付けてる絵ってかなり怖いな…… -
赤ちゃんが、寝返りしながら壁までたどり着いたのかな…
でも、立てないから、寝ながら壁にヘドバンってことかな。 -
そりゃーきっと立ち上がってヘドバンでしょ
もちろんBGMはホルモンで。 -
父親が元極道なんだが、元じゃなかった40年位前の価値観では、女絡みの不祥事の場合に限定して小指落としてたそうだ。
日本全国そう定まっていたかは判らないそうだが、少なくとも親父の関連では。
つまり小指が無いのは「こいつは女にだらしない事をさした」という見せしめの意味もあったと。
落とす指ごとに意味があったり、順番によっても指を変えてたそうだが、いずれにせよ極道社会でもみっとも良いものでは無かったらしい。ちなみに母方の祖父は堅気で林業だったようだが、まさしく両手合わせて5本程度だった。
生活苦から子供が産まれる度に事故と称し、仕事中に指をチェーンソーで…だったと、祖母、母の目前で生前の本人から聞いた事がある。
「同じ指でも右手の方が高いんだ、だから左手の小指が一番安かったな」と笑っていた。 -
そもそもは、やくざが小指を切る（切られる・切らされる）のには、小指がないとドスを力を込めて握れないからだそうです。しかしながら日常生活に支障が出るほどではない、、、でも切る時超痛い、、、というバランスのとれた罰になるんですね。
異性がらみで小指を切るのは、特定の男性と契を交わした遊女だそうです。 -
じいちゃんんんんんん・゜・(つД｀)・゜・
子供も孫も元気に育ってよかったね
((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ