不可解・不思議体験まとめサイト【エニグマ】

第3501話 ラーメン屋のおんちゃん

948名無しさん@おーぷん :2016/10/22(土)02:06:31 ID:7KH ×
岩手県のふじさわってとこにあるボロいラーメン屋のおんちゃんと、どういう繋がりかわからんけど、ばーちゃんが仲良くて子供の頃頻繁に遊びに行ってた。
(ばーちゃんは店の手伝い)
自分の母親の妹…つまり、ばーちゃんの子供(5人姉妹の末っ子)なんだけど、私より2つくらい年下できょうだいみたいにいつも一緒にいた。

もちろんそのラーメン屋に行く時も一緒だった。

ラーメン屋行くとおんちゃんがいつも遊んでくれた。
喘息持ちなのかいつも咳き込んでるおんちゃんだったけど、優しいし大好きだった。
ラーメン屋は入ってすぐが店、奥が厨房、そのまた奥がおんちゃんが住む部屋の茶の間、寝室、風呂トイレ、2階が物置になってるんだけど
よくその住居スペースと2階の物置で遊んでた。

2階に登って、年下の叔母(以後R)と「おんちゃーんあそぼー」って呼ぶとすぐ来てくれて
一緒に遊んだり物置にあったものの説明とかしてくれてた。サンゴとかくるみとか。

そんな時が何回か続いた時、いつもは私とRとばーちゃんで来てたんだけどたまたま、私の母も来た時があった。
母もばーちゃんも店の手伝いしてて、私とRはいつもどおり2階に行っておんちゃんを呼んだ。

おんちゃーんあそぼー!って言うとおんちゃんは来てくれて、いつもどおり遊んだ。
私とRが追いかけっこかなにかで1階に降りた時母に「二階でなにしてたの?」ってきかれて
おんちゃんと遊んでたーって言ったんだよね。

そこからわたしの記憶では途切れてておんちゃんが遊んでくれなくなったのを覚えてるんだけど
今大きくなって、なんとなく母と心霊体験の話になってその時のことを言われて驚いたんだけど

あの後、私たちの話をきいた母が厨房を覗くとおんちゃんがラーメンつくってる姿がみえたらしい。
まぁラーメン屋なんだからあたりまえなんだけどね。
でも私たちの話によるとおんちゃんはいままで二階で遊んでくれてたという。

怖くなってそのことをおんちゃんに話したら、怖いから代わりにお寺行ってきてって言われたらしく
母がお寺に行って住職?呼んで来て、お祓いしてもらったらしい。
なんとなく私はその時のことを覚えてる。正座してお坊さんが仏壇に向かって何か言ってる背中とか。
ほいで、その住職曰く、そのラーメン屋ていうのが、神社だかお寺だかが四方向にあってそれらを線と線でむすんだ丁度真ん中にあるらしくて
霊の通り道になってたらしい。わかりにくいかな?
X字の真ん中にあったってことです。

それ以来私たちはおんちゃんが遊んでくれなくなったってほざいてたらしい。

でも私とRとおんちゃんとで遊んだ記憶はしっかりあるしあれがおんちゃんではないなにかだったなんて信じられない。
このことは私とRの唯一の心霊体験になってますw

うまくまとめられてないかもだけど吐き出したかった

モバイルバージョンを終了