前置きが長くなりましたが、そういう「それらしき経験」の中で、実は私の人生に大きく関わって、
これから子供達の人生にも関わってくれたら……と思ってることがあるので、それをお話ししようと思います。
子供の頃の夢の記憶で、不思議な夢があります。
夢なのか現実だったのか分かりませんが、取りあえず夜中。
うちの家は東側から西側に台所・風呂・洗面の水回り→居間→六畳間→八畳間って感じに繋がってるんですが、
子供の頃私が寝てたのが、この八畳間でした。
ここには両親と、中学に上がるまで真ん中の姉が一緒に寝てました
(因みに真ん中の姉が中学に入ったら、私は六畳間に移されたけど、これは単にいつまでも父親の布団で寝てんな!ってことだったのかも)。
で、とにかく夜中、目を覚ましたんですね。
ついでに細かく間取りを言うと、六畳間と八畳間の北側には、それぞれ八畳間と八畳間があって、
そのさらに北に小さい廊下、と私たちが言ってた縁側があって、そこの西端にトイレがありました。
その廊下にいくには、寝てた部屋から隣の八畳との間の襖を開けて行くんですが、その夜目を覚ました私は、
なぜか六畳間との襖を開けて、そのまま居間に行ったんです。
六畳間と居間の仕切は上が障子で下が磨りガラスの時代だったか、全部ガラスだったか覚えてませんが、
うっすらと居間が明るかったです。
で、仕切のガラス戸を開けたら、コタツに誰かいるんですね。
明るいと思ったんですが、今思うと、私以外の家族は、電気の豆電球をつけっぱなしにする癖があるので、
その明かりだったかもしれません。それでも、部屋がちゃんと見渡せるくらいの明かりだったし、広さだったんですよね。
で、その豆電球の明かりで、コタツに誰かいるのを見たんです。
顔は見たような見てないような気がしますが、怖いという感じは一切しなかったです。
その時覚えているのは、ガラス戸に背を向ける形で、コタツにその人が座っていたということと、
テレビの上だかテレビの横の棚にあっただるまが両目入ってたことです。
そのだるまは、私の記憶違いでなければ(というか親にも確認を取ってるので間違いないはずですが)、
上の姉がそろばんの検定に受かるように、という願掛けをしただるまでした。
で、その日の夜、私が寝る前はまだ目が片目だったんですよ。
だから「あれ、だるまに目が入ってる」って思ったのですが、夜中で眠いし子供だったので、そのまま居間から出て、
自分の布団に戻ったようです。
幸いなコトに、おねしょはしませんでしたwwwwww
その週のうちに、そろばん塾から姉が検定合格した、って連絡があったんですけどね。
だるまの目はその時入ってたような、姉が喜んで入れたような、記憶が曖昧なんですが……。
その数年後、真ん中の姉がもうすこし難しいそろばんの検定を受けた時も、
夢だか夜中だかに、その人に会いました。
その時の状況は覚えてないのですが、居間ではなくて
廊下(小さい廊下ではなく反対の南側にある縁側)だったような気がしてます。
その人は白いイメージだったので、私は「白いおねえさん」と呼んでいます。
この人についての話が、もうひとつあるのですが、夜遅くなったので、
また今度カキコしにきます。