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第3034話 俺に似合う髪形にしてください

179 :本当にあった怖い名無し:2013/03/10(日) 09:16:37.30 ID:nCt5+Ogj0
中学2年か3年だった時の話

休日に俺は友達のY君の家に遊びに行くことになった。
けどそれは午後からの予定になっていたので、午前中に最近言ってなかったこともあり、
行きつけだった床屋に行くことにした。
床屋に行くと客はその時俺のほか誰もおらず、スムーズに通された。
中学の時は髪形にそれほどこだわりを持ってなかったのでいつも適当に注文していた。

180 :本当にあった怖い名無し:2013/03/10(日) 09:33:16.88 ID:nCt5+Ogj0
そんな感じで細かく注文を付けるのが面倒だったので俺は店員にこう注文した。

「俺に似合う髪形にしてください。」

店員はわかりましたと返し、さっそく髪を切り始めた。
そしてその数十秒後にズボンのポケットには入っていた俺の携帯に1通のメールが来た。
暇だったのでメールの内容を確認してみると送信先がY君だった。そして本文の内容が

「俺に似合う髪形にしてください」

の1行だった。

何回も確認してみても床屋には俺の他に誰も客はいない。

その後Y君と遊んだけど彼は俺が床屋に行ったことには一切触れず、
俺自身もあのメールはなんだったのかその時はそれほど気にしていなかったので問うこともなかった。

あのメールはいったいなんだったんだろう?

駄文で申し訳ない

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