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第2737話 ケツに蹴り

645 :本当にあった怖い名無し:2012/04/09(月) 17:56:16.68 ID:1NBCi8zX0
怖くはなかったけど痛かった話。

昨日の夜に無性に炭酸が飲みたくなって
歩いて10分ぐらいのスーパーに
コーラを買いに向かっていた。
そのスーパー行く途中、
左側に家が並んで右側に田んぼがある道があって
そこだと車通りも少ないから
母に欲しいものある?とかメール打ちながら道路の左側を歩いてた。

646 :本当にあった怖い名無し:2012/04/09(月) 17:58:08.95 ID:1NBCi8zX0
そしたら急に足元に穴が開いたような感じがして派手に転んだ。
穴が開いたというか、階段を上っているときに
「あともう一段」と思っていたら無かったときみたいな、
踏みしめる場所が想像の場所と違ったような感じ。
転んだついでに携帯もすっ飛んだ。
647 :本当にあった怖い名無し:2012/04/09(月) 18:01:26.10 ID:1NBCi8zX0
慌ててこけたままの状態でとりあえず携帯を拾って
壊れてないことと、こけた場所に穴が無いことを確認して、
恥ずかしかったから周りに人がいないか確認していたら
左側に家、右側に田んぼがあったはずなのに
左側に田んぼ、右側に家があった。
648 :本当にあった怖い名無し:2012/04/09(月) 18:04:08.13 ID:1NBCi8zX0
この時は何を思ったか「転んだ拍子に一回転したか」とか
バカな事考えてた。
でもそのまま立ち上がろうとした瞬間に
「やばい、間違った!」
っておじちゃんの声が聞こえて
膝立ち状態の俺のケツを思いっきり蹴られた。
一瞬身体が浮くぐらい強い蹴りだった。
649 :本当にあった怖い名無し:2012/04/09(月) 18:07:04.23 ID:1NBCi8zX0
尾てい骨辺りの痛みに悶絶しながら振り向いたけど
おじちゃんどころか誰もいなかった。
今思えば怖いけど、この時はケツが痛いし
早く炭酸飲みたいと思ってそのままスーパーに向かった。
風景はちゃんと左側が家、右側が田んぼだった。
650 :本当にあった怖い名無し:2012/04/09(月) 18:09:49.07 ID:1NBCi8zX0
不思議と言えば不思議なんだけど、
転んだ拍子に一回転して、蹴られてまた一回転したとか言われたら
そうなのかもしれないと思ってしまう。
でも確かに周りに誰もいなかったし、
隠れる場所もそれこそ田んぼの中ぐらいしかない。
蹴られたことも勘違いかと思えたけど
風呂場で確認したらケツに痣ができてた。

そんな釈然としない話。

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