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第2334話 バーでの出来事

441 :本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 09:28:31.36 ID:jDBGef6s0
記憶系だけど、怖い話でもなくて、単に謎な話だけどいいかな
これは俺が小さい頃の記憶だ。その日、お婆ちゃんの家に家族で遊びに行った帰りの事だった。
子供の時間間隔で凄く遅い時間で真夜中だと記憶している。親父の運転する自家用車で家路へ走っていってたんだけど
親父も疲れてたんだろうか、休憩しようって話を母として、母も賛成した。
それで車を走らせながら、どこにしようか、あれでもないこれでもない、って話を親父と母がしていて
偶然見つけたであろう、道の途中にあったバーのようなお店を見つけて、そこに決めたんだ
442 :本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 09:29:21.66 ID:jDBGef6s0
店内の様子は…普通のバーだ。薄暗い店内に、カウンターがあって固定式の椅子。映画やドラマに出てくる感じのクラシックな店内だった。
客は俺たち家族以外は、いなかったと記憶している。
マスターらしき人は気さくな人で、親父と母に何か楽しげに語りかけていた。
俺は、ミルクをもらった後に、店内の入り口近くのちょっと広いスペースで、遊ばされていた。
それで、しばらくすると、お店で『何か』が起きたらしく、マスターの様子が急におかしくなった。
443 :本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 09:30:08.36 ID:jDBGef6s0
マスターが動揺を隠せない感じで何か親とやりとりをし
少し、チラッと入り口と逆の方向(裏口?)を見た瞬間に、また『何か』起きたらしい。
凄い形相と声で「早く逃げてください!!!!早く!!!」って親に言い出したんだ。
親も『何か』が起きたのを把握した様子で、親父は俺を小脇に抱えると
物凄い勢いで店の外へ飛び出して、車に乗り込んで発車した。
444 :本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 09:32:00.99 ID:jDBGef6s0
車内で、俺は何が起きたかわからず呆然としていた。
そんななか、パニック状態になって、親父に何事かわめいている母親に対して
親父が、母と目をあわせずに、青ざめた顔、震えた口調で「忘れろ!見たことは忘れろ!何もなかった!」って言っていた。
俺としては、親父のあんな顔は初めてだし、すごく驚いた記憶がある。
お話としてはこれで終わり。
憶測になるけど、地震・火事・天災・ヤーさん関連・猛獣(地方都市っぽいからいないと思う)ではなかった。
親と喧嘩して家から出ているから、真相なんてわかんないし、
仮に『何か』が大変な事でも、親父と母のことだ、適当にはぐらかすだろう…一生謎なままだ。
本当にわけのわからん話なうえに、長文でごめん。
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