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第3583話 零細企業の忘年会で

626 :本当にあった怖い名無し:2017/11/22(水) 19:33:36.22 ID:/YG3d9ZR0.net[1/2]
男5人の零細企業の忘年会で温泉へ行った。温泉と言っても、社長の親戚の家で
家の人はハワイに旅行中とかで建物には我々5人しかいなかった。お風呂場だけ
お金取って入れるシステムだった。社長除いて4人でサウナに入って喋っていたら
急にドアが開いて70歳くらいのオバチャンが黒色のスプレー缶持って入って来て
部長の股間へ向けて一発スプレーを噴射して「的が小さいから一発で済んだわ」
と言ったと同時にケタケタと高笑いし、ドアを開け出て行った。あっけにとられた我々
は何が起きたかほんの4~5秒の事で声も発せなかったが、すぐに社長が全裸で
そのサウナに入って来たので皆、せきを切ってどもりながら喋りだし訴えた。
そんな奴知らんぞと社長は我々4人に一喝するが、よく聞くと皆が見た人物と俺が
見た人物が異様に違う事に気づいた。お爺さん、30くらいのお姉さん(超ブス)、
40代の消防士のおっさん、カラオケのマイク、緑のメガホン、消火器、「男同士で何し
とるんじゃ!」、「私のオスカルはどいつよ!」、「火遊びする奴は許さん!」等・・・
勿論、部長の股間は黒くなかった。しばらくしてその家は台風で壊れてでっかい温泉風呂
になった。会社はその日以来、事業大成功して125名の中小企業に成長している。

627 :本当にあった怖い名無し:2017/11/22(水) 19:52:45.58 ID:/YG3d9ZR0.net[2/2]
ちなみに部長は当時40代で結婚10年、子宝に恵まれず不妊治療してたが翌年
男女の双子が生まれ、数年後再び男女の双子が生まれ、一気に子だくさんに
恵まれた。不思議な事に4人の中でこの怪現象を覚えてるのは俺一人だ。が、
社長も鮮明に覚えている。超下手糞でつまらないドッキリとして・・・

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