両親や弟達は遊びに行ってしまい、私は一人涼しい仏間でゲームをしてた。
しばらくしてゲームに疲れた私は、ゴロンと横になった。
何気なく天井を眺めていると、隅の方に、直径50cmくらいの真っ黒い球体がある。
立ち上がり、見上げながらその球体に近づいていき、じっくり観察してみた。
髪の毛の様な、黒い糸の様な…とりあえず糸状のものが重なり合い出来た球体の様だった。
触れてみようと思い、机に乗り手を伸ばすと、その球体がクルリと回った。
口がある、汚い歯が生えている。鼻はない、まんまるい黄色い目がある。
しばらくなぜか冷静に観察し、我に返って、ウギャーと叫ぶと、その球体は口からベーッと黄色い痰みたいな臭い液体を私の体や顔にかけて、笑いながら外に出て行った。
そのあと何回風呂に入っても、一週間くらい臭いがとれなかった。
なんか妖怪の一種かな?家族やばあちゃんに言っても信じてもらえなかった…
>一週間くらい臭いがとれなかった。
>家族やばあちゃんに言っても信じてもらえなかった…
ご家族は臭いを認識できたのかな?
613ですが、匂いは家族も認識してました。
でもカメムシでも触ったんじゃないか、で片付けられました…。
球体は浮かんでいました。天井のすみに。人が走って行くくらいなスピードで出ていきました。
笑い声は、鳴き声ではなく「ケヘヘヘヘヘヘィ」という感じの、高い声でした。
臭いは…私には腐臭というか、どこか遠くで何かが腐ってる?って感じの臭いに感じました。夏休み中だったのでよかったですが。
すみません表現が下手で。