- 10 :本当にあった怖い名無し:2011/04/07(木) 01:12:10.49 ID:yrlDlBko0
- 書き込めるようなので書きます ちょいと長いです
小学六年生のころ、最後の思い出づくりとして皆で学校に泊った
で、夜になったんで校内に二人一組で肝試ししに行こうって話になった
どうやら保護者が仕掛け人となって俺たちを怖がらせるという仕込みを先生はしていたらしい
校内を回るルートも決まっていて、体育館→二階の各教室→非常階段を下って一階へ→理科室というルートだった
親も全力で脅かしに来てて、おっかなびっくり校内を進んでいった問題は理科室だった
理科室と言えばそれはもう言わずと知れた恐怖スポットだ
教室に入る前からテレビの砂嵐の音が聞こえていた
「絶対怖い映像か音声流してびっくりさせる気だよ」とペアになった友達と文句を言いつつ理科室に入って行った
しかし予想は外れ、音声も映像も流れてこなかった
ビビりポイントも窓の外に火の玉が見える(もちろん親がやってた)という何ともチャチなものだけだったまぁ無事に教室に戻って、先生に「理科室全然怖くなかったですよー」「でも砂嵐が流れててビビりましたー」
とか報告した
そしたら先生は「えっ?」と不思議そうな顔をした
「?何か?」と俺が聞いたら「テレビのコンセントは抜いてあるはずなんだけど」
そんなはずはないと後で確認しに行ったら、砂嵐ももう流れてなかったし
コンセントも刺さってなかったと、昨日不意に思い出した幼少期の思い出の話でした