23 名前:ほのくに ◆XksB4AwhxU 投稿日:2018/11/06(火) 17:11:33 ID:ewgWHtvA0
中学3年生の夏ごろ、授業中の教室の天井から突然水が降ってくる出来事がありました。
その当時は、授業中に天井裏から変な音がしてみんながザワザワすることが何度もありました。
それはズリっというか、ズッというか、何か柔らかく重いものが移動しているような感じで、誰かが天井裏を這っているような印象でした。
そしてある日、ちょうどバケツ一杯をひっくり返して落としたような量がザーッと一瞬で落ちてきました。その時は全員があっけに取られて、床で跳ね返る水を呆然と見ていました。
そして皆が上を見ると、天井の板の隙間がわずかに濡れていて
そこから落ちてきたのだろうと分かりました。
それが連続して、3日目か4日目。とうとう誰かの机の上に水が…。その子は慌てて席を離れるも、教科書とノートの上ではねる水。
中学生にとって次は自分の机の上かも知れないという恐怖ときたらありません。友達との話題はそのことばかりでした。
そして土日の休みが入りました。
休み明け、先生が質問無用という感じで「これからは水が降ってくることは無いから、みんな落ち着いて勉強するように。」と宣言しました。それ以降、天井をひきずる音も、天井から落ちてくる水も無くなりました。
今思い返すと、あんな線一本の隙間からドシャドシャーっと水が落ちてくるのは不可能なのです。あれは何だったのかなぁ。
ほんのちょっとの隙間でも相当な量の水通ると思うけど…