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第3666話 ハチドリ

197本当にあった怖い名無し2019/10/03(木) 10:02:47.66ID:lKDuSowS0
小学5年頃に体験した話。
学校の終わりにほぼ毎日俺は子供会に行っていた。
その日は雨で台風が直撃するとのことで早めに帰るよう子供会の指導員に言われていた
仕方なくその日は家に帰る事にして家での兄とのチャンネル争いに早々に敗北して
早めに寝ることとなった、夜遅くトイレに行くと凄い雷の音がしていて、直撃だな
と思いながらまた眠りについた。朝起きてその日は何かの祝日で休みだった俺は朝早いが
子供会に行くことにきめて外に出た夜中まで台風で雨だったのがウソみたいな晴天でちょと驚いた記憶がある。

198本当にあった怖い名無し2019/10/03(木) 10:03:14.02ID:lKDuSowS0
こんな朝早くに子供会に行っても誰も居ないだろうと思っていたが(指導員はもちろんいるが)同じ子供会の野球部のkがいた
俺はちょっとうれしくなってkに挨拶をしたkもうれしそうだった。二人でグランドに行ってキャッチボールをすることになってグランドにむかった
そのグランドは軟式野球なら二面出来るくらい広くナイター設備もあり立派なものだった。近くから徐々に離れながらキャッチボールを始め5m位
離れた所で地面に絵が書いてあるのに気付いた「kこれ見てみ」というとkが来てほぼ同時位に「ナスカの地上絵!!」と叫んだ そこには
ナスカの絵のハチドリの絵が書かれていてとても綺麗に書いてあった大きさは30cmくらいだったあまりの綺麗さに「すごい上手にかいてるな~」
と言いながらkは足で「えい!」とその絵を消した。笑いながらキャッチボールを再開、kがボールをキャッチミスしてボールを拾いにいくと「うわ!」と
言うので「どうした?」と近寄るとそこには1m程の同じハチドリの絵が書いてあったその絵もとても綺麗で先ほどのハチドリを拡大したものだとわかる位同じ
絵だった。俺は絵の綺麗さに感心しながら誰が書いたんだろうと思いながら周りを見渡した「え?ちょっと待って、なにこれ?」と俺は驚いた、その絵はグランド
一面に無数に書いてあるのがわかったからで、その絵はハチドリが重なり合って書いていたり絵が途中で書かれてなかったり大小様々でどの絵もとてもきれいだった。
その無数に書かれている絵を見ていくとハチドリ、コンドル、サギ、などの有名な絵や見たことの無い絵が大小重なりながら描かれていて小さいもので30cm~大きいもので4m位あった
何度も言うがどの絵も失敗した感じがなくとても綺麗だった絵の数も数百は書かれている感じだった。グランドの中心の辺りにちょっと地面からでは解らない絵が書いてあるのが分かったので
グランドの端の観戦する土手があるのでそこに上り確認してみたがその絵は他の小さな絵と重なりながら20~30m位の大きさで半円形で幾何学的でよく分からない絵だった「昨日は台風で遅くまで雨だったのに
何時書いたんだろう?」とkが言った俺はちょっと寒気がした。
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