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第3618話 新聞配達してた時のお話

398 :本当にあった怖い名無し:2018/06/23(土) 16:13:47.34 ID:b3QAZ4dr0.net[1/2]
新聞配達してた時のお話 其の壱

ホラかネタ話を良くする、知り合いのお爺ちゃんが居て、
「〇〇研究所の近くで宇宙人見たよ!」と言って、良く遊んでた
ある日、そのお爺ちゃんがいつも通りにホラ話をしてくれた
「疲れたままや、考え事をしながら配ると危ないぞ」てな
俺は事故の事だと思って「そうですね」と答えた
で、いつもの調子で話してたら
「昨日、いくら配っても終わらねえの…同じとこを何回も配ってる感覚で、
でも、気付いたら全部配っててー…時間もいつもより早くてさー」

「不着ないなら良かったじゃないですか」と言ったら
「うーん、まあそうだけど…」と言って、その話は終わった

399 :本当にあった怖い名無し:2018/06/23(土) 16:29:13.63 ID:b3QAZ4dr0.net[2/2]
新聞配達してた時のお話 其の弐

その1週間後くらいにお爺ちゃんは配達を辞めた、
20年近くやってたのに、いきなり飛んだ
理由を専業に聞いても「分からない」の一点張り、
配達やってる人なら分かるが、人の出入りが激しいので、
辞めたと聞いても驚くことはないと思うが、
俺はそのお爺ちゃんしか、話し相手が居ないので寂しがった
不審に思ったのは、そのお爺ちゃんの区域だけ何年経っても
誰も定着しなかったことだ、専業も配りたがらなくて理由も教えてくれない
確かに部数は結構多いが、俺の区域ほどじゃないし販売店から近い
臨配を雇ってたくらい(それも3か月とか)

とはいえ、自分の区域じゃないので、そのまま配達を続けてた、
何年かたって、自分も辞めるという時に古株の専業が教えてくれた
「あの〇〇あるだろ?あそこ配達すると何故か中々終わらないんだよ」と言ってきた
「ああ、〇〇さんも同じ事言ってましたよ?」と言うと、表情が変わり、
それ以上はこの事を教えてくれなかった、

そのお爺ちゃんが今どうしてるのか、全く分からず
専業とも疎遠になって情報交換はなくなりました。
よってオチ的なモノはなくてすいません、
どうしてこうなったか、分かる方や似たような体験をされた方は
出来ればご解説お願いいたします、ただの勘違いなら良いんだけど

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