- 466 :本当にあった怖い名無し:2012/06/26(火) 13:51:57.50 ID:c5yGUija0
- 数年前の春のお彼岸のことです。まだ冬の空気が残って、寒い日でした。
わたしは母と二人で、祖父母のお骨を納めた大阪の一心寺さんへお参りに行きました。
お参りをして、帰りに食事をしましたが、この時ぐらいからなんか体がヘンでした。
妙にたくさん食べたくなり、がつがつ食べたような記憶があります。母と別れて帰宅してから、食べすぎたのか体がぞくぞくして気持ち悪くなり、少し吐きました。
わたしはひとりでお風呂に入らずにそのまま寝ることにしました。
しかし、布団に入ってもそのぞくぞくする寒気は停まりません。上述したように、お彼岸にしては
寒い日ではありましたが、真冬のような冷え込みではなく、布団に入ればすぐ温まるような
時候だったのに、いつまでも冷え切った体は温まりませんでした。しかも、風邪のときの悪寒とも
違うような気がしていました。何となく「もしかして」と思い、お風呂を熱々に沸かして、長湯してみました。
すると、さっきまでのぞくぞくがウソのように引いていきました。多分、一心寺さんから、「お腹が空いていてとても寒い人」がついてきちゃったんだと思います。
わたしがいっぱい食べたことと長湯したことで、納得したんだと思います。
でもあれ以来、なんか一心寺さんに行きにくくなってしまいました。もうついてこないでね。