- 959 :本当にあった怖い名無し:2010/11/30(火) 23:32:30 ID:YCC63DZn0
- 俺の体験談です。
10年くらい前の話ですが、とある日の午後当時付き合っていた彼女の家でのこと。
彼女は売れっ子エステティシャンでサラリーマンの俺とは中々休みが合わないのが悩み。
でも来週祝日で連休もあるし、久々に1泊旅行でも行こうか、何処にしよう?等と
話ながらネット見て行き先を検索してたりしました。
行き先も決まり、じゃあここで申し込んどくよと話し、前日深酒であまり寝ていなかった
自分はお昼寝することにしました。(彼女は仕事関係の本を読んでた)1時間くらい寝入ってたでしょうか?時間にして3-4時くらい。不意に誰かが耳打ちしてくる気配がありました。
俺の右耳を誰かが両手で囲みぼそぼそと呟いている様子。だんだんと眠りが浅くなっていき、
俺はがばっと上半身を起こしました。
そしてそのまま寝ぼけ眼で彼女を見ると
「電話、○○さん(彼女の店の店長)、来週のシフトの件」
と彼女に。
彼女「―へ?」
俺「―へ?」
まだ目が33状態の俺。あれ?何か言った?いや、今あなたが何か言ったんだけど・・・。
彼女はその時2メーターは離れてる机で本を読んでたのですが、不意に起きて妙なことを
言い出す俺を訝しげに見つめてました。
少しの間があって、そこで彼女の携帯に着信が。あ、○○さん(店長)だ。
はい、はい、あ、来週の休みはそれでお願いしたいんですけど~はい、すいません。もう申し込んじゃって。
来週彼女指名の予約が多く、旅行へ行く予定の祝日も仕事に出てもらえないか?との相談だったそう。
電話を切った後、何で(電話の件)知ってたの?と変な顔をして聞かれました。
あとで聞くと○○さんと俺との浮気を疑ったそうで。(彼女の会話の端々から名前は知っていましたが
自分自身は店長さんに面識はなかった)
自分も彼女もその時には大して不思議と思いませんでしたが、今考えると自分のみに起こった数少ない不思議体験です。呟きはこの事を教えてくれてたのかな?みたいな。旅行は温泉へ行きました。