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第243話 兄

765 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/25 13:15 小学校に上がる前だと思う。 ある朝目を覚ますと隣で寝ている兄以外、家に人の気配がなかった。 家中を見て回るが、誰もいない。 不安になって兄を起こそうと声をかけ、肩をゆするが目を覚まさない。 どんなに激しく揺り動かしてもぐにゃり、ぐにゃりとするばかりで死 んでいるか...

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第242話 吹き流し

715 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/23 21:19 これは俺が初めて他人に話す話しなんだけどね。 以前俺は長野県に住んでいた。 よく上高地方面にはドライブしにいったよ。 そんなある日、ドライブ中に奇妙なものを見かけた。 717 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/23 21:28 それは、ある道路沿いの民家...

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第241話 手品

703 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/23 04:51 怖くはないけど彼女から聞いた不思議な話。 彼女の親戚のおじさんがやってくれた手品なんだけど、すごいらしい。 そのおじさん、自分の娘(6、7歳)と手をつないで煙草を吸う。 で、チョット力を込めると、その煙が手をつないだ娘の口から出てきたんだって。 何より凄いのが、その手品...

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第240話 風景

568 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/11 13:05 白昼夢のように一瞬自分の周りがいつもと違う光景に見えることがある。 信号で立ち止まってボーっとしていると、近所の駅前風景だが様子が違う。 バラックが立ち並び、所々屋根が崩れかけている。 しかし当たり前のようにそこを見ている自分がいる。 通り過ぎると板切れに墨で書いたような名...

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第239話 プラットホームの向こう

527 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/09 21:35 小学校低学年の時だから、かなり昔の事になりますか。 私はその日、母に手をひかれ、遠縁の親戚を訪ねるために駅へ来ていました。 まだ見なれない色とりどりの電車に、私は目を奪われていたのです。 気付けば私は母の手を離れ、人の波に流されていました。 母の姿が小さくなっていくのを...

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第238話 行者

476 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/07 03:20 17年前の受験浪人の秋。なかなか勉強に身が入らず、あせってた。ある日眠くなって、自宅の机で 突っ伏してうたた寝をした。その時夢を見たのだが、自分が10m程上空に浮かんでいる。と同時に 行者数名が呪文のごときものを唱えながら、歩いている。それを斜め上から見ている。イメージは 巡...

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第237話 ネズミ

459 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/06 15:34 以前飼っていた犬の話。 一時期、家にネズミが大量発生しまして、かなり煩かったんですよ。 罠やら薬やらを使って駆逐しようと試みたんだけど、1匹も駆除できず、我ながら少々情けなかった。 ところがある日の朝、犬小屋の前に真っ二つになったネズミの死骸が。 「犬に捕まるとは間抜けな奴...

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第236話 しおりの落書き

447 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/05 22:37 小学生の臨海合宿のとき、事前の話合いの際みんなで 旅のしおり(部屋の見取り図がかいてある。ベットだとか窓の場所だとか) に落書きをしていた。勝手にこのベットで殺人事件がおきてー などといいながら、二段ベットが2セット入った部屋の一つのベットに 死体の絵を書いたり。 実際に...

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第235話 黒こげ

429 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/05 13:19 20年くらい前、幼いころ家族で箱根に旅行に行ったときの話。 ロープウェーで大涌谷に着く前になんか 硫黄とか噴出してて、トロッコ見たいのがある谷間みたいなところ の上を通るんだけど、黒こげの死体がいっぱいころがってたのを見た記憶がある。 最近旅行でそこ通ったときそのこと思い出...

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第234話 赤いもの

347 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/31 15:36 一年ほど前の話。夏だったと思う その日は日曜で、バイトもしてなかったから暇だった 部屋で暇を持て余してるとなんか線香の匂いがする 仏壇があるのは母屋だし、部屋でお香関係も焚いたことがない しかも家の線香とは違う、結構重たい匂い(分かりにくいかな 気味が悪いけどなんとなくT...

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