- 601 :自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/20(水) 19:11:13 ID:ZnN+BEX30
- 煙つながりで
じいちゃんは毎日缶ピースひと缶開けるほどのタバコ好きだった。
それでもまぁ結構長生きで、倒れる日までスパスパ吸ってた。
ある日倒れて二週間くらいであっけなく逝ってしまったんだが、バタバタ
した葬儀からちょっとたった後で誰かが。
「そういやぁ、じいちゃんタバコ吸いたいんじゃないの?」
と誰かが言いだして、残っていたピースに火をつけて線香立てに立てた。
煙が上がるのをなんとなく見て居たら、細く伸びた煙がすーっとじいちゃんの
位牌に近付き、くるくるっと位牌の周りを二回転してからまたすーっと仏壇から
出て部屋の天井に向かって流れた。
その現象は暫く続いたが、家族は皆
「やっぱり吸いたかったんだねぇ」と普通に見ていた。その後何回かタバコを立てたけど、くるくる巻いたのはその時だけ。
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『第2038話 線香立てのタバコ』へのコメント
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/12/18(土) 11:51:54 ID:59a14318b
自分の好きな煙草の煙ってほんと気持ちいいからな。嬉しかったんだろな。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/01/09(日) 06:59:23 ID:5c3f66bd9
蝋燭の火が作る気流とかが影響したのかも。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/02/06(日) 20:43:09 ID:1f14934f6
水と煙は仏様のごちそう、って婆ちゃんが言ってたなあ
久々の煙草に つい嬉しくて浮かれたじいちゃん 想像してしまったw