第268話 ずぶ濡れの

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198 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/25 12:49
不可解と言えば、小学校の頃に体験したのが一つだけあるな

当時小学校2年で2個上の先輩と本屋に行ったとき、
なんかカラッと晴れた八月の真っ昼間だというのにずぶ濡れの男の子がいた。
裸足で茶色いボロボロの服を着て、滴はしたたり落ちてた。
しかも何をするでもなく駐車場にぼんやり立ってる。
あまりに気になったからその先輩が話しかけて見たんだけど、
なんだか支離滅裂なことを言うもんで手に負えなくて。
どうも家出少年くさいと踏んだんでその本屋の店員呼んだ。

なんか不気味だったし、片方が残るのも怖かったし、二人で店行って。
店員はすぐ出てきて、たぶん20秒は立ってなかったと思う。
だのにそこにもうその彼はいなくて、その周辺結構回ったんだけど、
どこにもいなかった。

しかもあれだけずぶ濡れでボトボト雫を落としてたと言うのに、
全くその跡が残ってなかった。

たいして怖くないけどこのぐらいだなあ、自分の経験したのは。

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『第268話 ずぶ濡れの』へのコメント

  1. 名前:名無し 投稿日:2010/10/01(金) 10:34:48 ID:5828b1ba2

    20秒ぐらいなら子供でも隠れるのに充分な時間ある。 真夏の炎天下なら 雫も瞬時に乾くだろうし。

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/04(水) 05:31:18 ID:3b91c4646

    支離滅裂ってどんなこと言ってたんだろうか
    気になるううう

  3. 名前:名無しの 投稿日:2015/07/15(水) 13:42:31 ID:17eb4dde7

    8月か。
    何か理不尽な最期を遂げるにあたって、未来の日本を一目見たいと切実に願った少年が、遠い昔にいたのかも。