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第277話 あき様

985 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/04/29 18:42
初めて書き込みいたします。
少し不可思議なお話です。
私の家は、代々旅館を営んでおり、大きな旅館の為、私が幼少の頃も、
両親共に忙しく、会話をした記憶もほとんど無いほどでした。
毎日、店の者が学園まで迎えに来るので、学友と遊びに行く事も出来ず、
何時も母屋かお店で、2人で遊んで過ごしていました。

問題となるのは、『2人』出過ごした事です。
私は一人っ子で、外出も禁止されていたので、近所にはお友達もいませんでした。
ですが、あや取りや、おままごと、お花摘み。鞠遊びも全て2人で遊んでいました。
時折、祖母も交えて3人で遊んでいましたが、私が疲れて休んでいる時も、
祖母と彼女はお話をしたり、お菓子を食べたりしていました。

一緒に遊んでいたお友達を、私は「あき様」と呼んでいました。

年月は過ぎ、私の息子も小学一年生になりました。
彼は一人でキャッチボールをして遊んでいます。
学校から帰ると、グローブを2つ持って庭に向かって駆け出し、
「あき様~」と大きな声で呼びながら姿を消します。
息子も心配ですが、私もあき様に会いたいので探していますが、会えません。
息子についていっても、あの子は少し油断すると、何時の間にか消えてしまいます。
ですが、お夕飯時にはひょっこりと現れて、
「あき様と・・・・・・して遊んだ」と、楽しそうに話してくれます。
大人になると、会えなくなるのでしょうか?

今は、お婆ちゃんになったら会えるのかな?と思い始めています。

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