第278話 芯

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77 :1/2[sage] :03/05/01 01:56
私が小学生の頃のお話。怖くないですが、不可解でした。

二年生くらいの時に、友達の家に遊びに行っていたのですが、
二人で寝転がってごろごろと絵などを描いて遊んでいたら、
いつの間にか身体の下にシャープペンシルの芯が。
低学年の頃は「筆圧が弱くなる」と言われてて、私達は
専ら鉛筆を使わされており、「なんでここに芯が?」と思いましたが
「散らばってたよ~」と友達に芯を集めて渡しました。
その子には高校生のお姉さんがいたので、「あ~きっとお姉ちゃんのだね」
とか言いつつ納得。またゴロゴロしながら遊んでいたら、
今度は二人の身体の下からシャープペンシルの芯が出てきました。
それも1~2本単位じゃなく、数十本単位だったので
ちょっとおかしいな、とは思ったのですが、片付けそびれたやつが
あったのかなと深く考えずにまた二人で集めて別の所に
芯を置いて、懲りずにゴロゴロしてました。
……そしたらまた芯が出てきたんです。さっきよりもすごい数で。
友達のいたずらにしても、私のお腹とカーペットはずっと密着していたので
その間に芯を置く事は出来ないのに…。
「ねぇ…また芯が出てきたよ…」
いたずらだよね?と友達の目を窺うと、友達は真剣な目で言いました。
「さっきから二回も芯片付けたよね?で集めた芯はあっちに置いたし…
 私の身体の下からもいっぱい出てきたよ…」

78 :2/2[sage] :03/05/01 01:56
一瞬二人は目を見合わせて、次の瞬間ダッシュで家を飛び出しました。
家のドアを開けるとその下に、季節は真冬だったのに来た時には無かった
蝉の死体がありました。
訳分からなくて、その子のお家の人が帰ってくるまで
外に避難していました。
シャープペンシルの芯と蝉の死体って関連性が無いのですが
どちらも小さい頃の私には異常に思えて怖かったです。
今大人になって考えると大した事じゃないのですが、
(そしてどちらにもそれらしい説明をする事は可能ですが)
不可解だったのでカキコしてみました。
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『第278話 芯』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/12(木) 17:21:00 ID:5fa3492ab

    これはまさに不可解だわ

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/21(月) 03:14:00 ID:f729584d4

    それらしい説明はできないハラショウ

  3. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/08/05(火) 08:14:00 ID:c3ba6ff15

    俺の理解の範囲内を超えている ザ・不可解

  4. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/02/28(月) 00:20:55 ID:da152c84d

    素直に認めりゃいいのに

  5. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/09/08(木) 12:40:32 ID:871a187b6

    それらしい説明はできないwwww

  6. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/04(水) 05:55:36 ID:3b91c4646

    謎過ぎ!!
    あと大量のシャー芯の濃さも気になる
    4Hとかじゃ使い辛いよね

  7. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/09/19(木) 12:43:44 ID:c96d6cd89

    逆にそれらしい説明求む( ゚д゚ )

  8. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/11/27(水) 16:20:29 ID:062d3a932

    蝉が見つけて供養して欲しかったのかな…(-“-;)
         
    シャーペンの芯はお姉さんの私物だとしても、どんだけ持ってたんだw

  9. 名前:名無しの 投稿日:2014/07/09(水) 19:28:23 ID:58c8f1fd0

    芯がバラで何十本もって、不器用で乱視の自分には厭すぎる。
    子どもって、こういう作業はへっちゃらなんだよな。

  10. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2017/03/03(金) 09:47:19 ID:a43837232

    冬まで生きる芯の強いセミが
    覚醒して、無尽蔵にシャーペンの芯を作る具現化能力に目覚めたんだろうな