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第291話 空家の子供

558 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/05/18 09:06
ちょっと長いけど・・・・・・

高校の時の体験。
ちょうど今ごろのとある土曜日。私は友人のAの家に泊まりがけで遊びにいきました。両
親が用事で月曜まで帰らないから遠慮なく遊べるよ、というAの誘いに私と友人B、Cの
三人で遊びに行ったのです。
ゲームをやったり、(無論イケナイことですが)酒を飲んだりしてかなり盛りあがっていた
のですが、夜の12時ころでしょうか、Bが酒で少し気分が悪いというので酔い覚ましに近
くの川べりまで散歩に行こうということになり、四人でぞろぞろと外にでかけました。

その途中。
Aが不思議そうな顔でこう言ってきたのです。
「あの家……この前引越ししたから空き家のはずなのに誰かいるな」
見るとその家の窓の奥で明かりが動いていました。蝋燭なのかライターなのか、炎による
明かりのようでちらちらとしていました。誰か越してきたんじゃないのか、とAに聞きま
したが、そんな様子もなかったし、越してきたというはなしも聞いてないとのこと。
誰もいないはずの空き家で明かりが見える。考えれば少し恐いですよね。でもこのときは、
酒も入っていたし、四人もいる、ということもあって誰から言うともなく確かめてみよう
ということになりました。
空き家とはいえドアをこじ開けて中に入るわけにもいかないので、とりあえず窓から覗こ
うということになりました。ただ明かりの見えた窓自体はすりガラスになっていたので、
普通のガラスになっているところを探し、そこから覗きこみました。ちょうど具合よいこ
とに植えこみがあって、隠れて覗くのには格好の場所でした。
カーテンなどありませんから中はまる見えのはずでした。……しかし真っ暗でした。その
場所からは何も見えないのでした。明かりを持った相手はここからでは見えないようです。
月明かりでぼんやりと部屋の中は見えるのですが、よくわかりません。しかたないので別
の場所から見てみようとしたその瞬間、明かりが部屋の左手の方(すりガラス窓の場所の
方)から漏れてきました。どうやら明かりの主が四人の見ているこの部屋に入ってくるよ
うなのです。四人はみんな見つからないようにこっそりと中をうかがいました。

559 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/05/18 09:07
つづき

うわぁ……
思わず声を出しそうになってしまいました。私たち四人はみんな口を抑えていました。
入ってきたのは……子供。10歳にも満たないような小さな男の子だったのです。オーバ
ーオールを着た小さな子で、右手には明るく燃える蝋燭が乗った燭台?(正しい名称わか
らないですが、落ちてくる蝋を受けるもの)が握られていました。
この明かりが見えたのです。そしてその蝋燭の明かりに照らされた顔はまったくの無表情。
私は「ああこれは見ちゃいけないものかもしれない」と思い、慌てて逃げ出そうとしたの
ですが、なぜか足が動かない。逃げるに逃げ出せない。ほかの三人もおなじで、動けずに
固まっていました。
子供は部屋の真中に立ち、何かを探しているのか部屋のすみずみを照らすように蝋燭を動
かしはじめました。そして時には床を見てみたり天井を照らしてみたり……しばらくその
ようなことを繰返したあと、子供は奥の部屋へと入って行きました。子供の姿が見えなく
なると、急に身体が動かせるようになり、みんな急いでAの家まで逃げ帰りました。

…………………
作りものの怪談ならこのあとオチがあるのでしょうが、私の体験はここまでです。なんせ
ほんとにあった不可解な体験で、不可解が不可解のまま私自身未解決なのですから。です
から、子供の正体も目的も、そもそもどうやって空き家に入ったのかも私には分からない
し、「実は……」というような後日談もありません。
とりあえず、いくつかの事実を並べておくと
・引越しした一家はわけありでもなんでもない。ただの転勤とのこと。
・この家は数年後取り壊されて、現在は駐車場。
・ Aは近所でこの子供を一度も見たことがない。
・ 引越しした一家の子供でもない。

こんなところです。いったいなんなのか、いまだにわけがわかりません。とにかく恐ろしかった、これだけしかいえません。
今でも三人とはつきあいがあるのですが、むろんこの話はだれもしません。

560 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/05/18 09:09
朝っぱらからするようなはなしでないけど
この時期になるとこの子供のことおもい出すのです

だれかなんだったのか教えて・・・・・・・

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