- 189 :本当にあった怖い名無し :05/02/03 01:20:51 ID:fHJHiB6p0
- 微妙な話だが。
小さい頃、友達の家に遊びに行ったんだ。
そいつの家は本の虫一族で、部屋の一つが巨大な本棚だった。そいつに、面白い本が何か無いか?と聞くと、そいつは先ず、一冊の本をそいつの胸元ぐらいから引き出して、
その本の内容をパラ見してた。そいつはその本を読んだまま、右手をちょいと右手に出した。すると、本棚の最上段から、本がずるっと一冊だけ、そいつの右手に納まるように落ちてきた。
「この本、写真が多いから面白いよ。」そう言ってそいつは自分にその本を差し出してくれた。当時は何とも思わなかったけど、アレは一体なんだったのだろう…
そういえば、返す時も、そいつ、本をぽいと投げて、その最上段の隙間に入れてた。