第482話 ネコ会議

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433 :本当にあった怖い名無し[sage] :05/03/02 23:52:31 ID:b5efQYNv0
俺が小学3年位の事だったか。
通学途中、何かの好奇心からビルとビルの間の隙間に入り込んだ所、その先にビルの駐輪場(閉鎖的な空間に見えた)があった。
そこで目にしたのは、10匹弱のネコが1匹の死んだネズミを円を描くように囲んでいる光景。
それは、まるで「このネズミについてどうしようか?」とネコ同士で会議しているようだった。
2秒程それを凝視すると、一匹のネコと目が合った。次の瞬間にはネコは散り散りになり、死んだネズミだけが残った。

都会住まいでネズミを見た事が無かった俺は、死んだネズミを可愛く思ったのか、尻尾を掴んで学校に持っていったら先生にしょっぴかれた。
当時はあの光景がもう一度見たいと、何度もあの人気の無い駐輪場に行ったが、結局二度と見る事は出来なかった。
あの光景は、今でも忘れられない。

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『第482話 ネコ会議』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/01(木) 15:36:00 ID:191c1dda1

    しょっぴかれた?

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/06(金) 04:01:28 ID:bdaa11dd5

    ネズミ横取りしちゃだめじゃん!

  3. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/09/10(月) 21:02:17 ID:6b39033ea

    古泉「閉鎖空間ですね」

  4. 名前:名無し 投稿日:2014/02/15(土) 17:36:43 ID:3b84915a1

    職員室に連行されて説教くらったんだと思われる。