第540話 お地蔵様の目

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185 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/05/05(木) 22:54:41 ID:cb2S4zvK0
子供の頃、母親のこぐ自転車の後ろに乗って、近くの海岸に行った。
夕焼けがきれいだった。すっかり暗くなった帰り道、ふとみると道の塀のところに
ポツンとおかれたお地蔵様の目が、真っ赤に光り輝いている。
「おかあさーん、お地蔵様の目が光ってるよ」というと「それはね、海で死んだ人の霊が」
悪いことしないように、見張っているんだよ」と教えてくれた。
・・・数年後、ふと思い出して母にそのことを話すと「知らない。そんなこと言ってない」との答え。
確かに母は、霊の話などが大嫌いな人だ。それに、よく思い出してみると
あのときの声は、あきらかに母のものではない、ドスのきいた男の声だった・・
俺は今でもそのお地蔵様の前を通るときには、手を合わせるようにしている。
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『第540話 お地蔵様の目』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/09(火) 23:37:00 ID:75ae2c768

    お地蔵様のお仕事自己紹介だったのかもね

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/09/16(水) 12:16:00 ID:65952e1f4

    鳥肌たった。

  3. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/01/29(火) 01:09:13 ID:1f244e9cc

    お仕事自己紹介w
    しっくりきた