- 477 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/05/20(金) 00:14:55 ID:QITqae/s0
- 不思議なことっていえば、昔こんなことはありましたが。
まだ実家暮らししてた頃、家によく餌もらいにくる猫がいてさ。
野良だったのか何処かの家猫だったのかは良く分からんかったけど。茶色のトラ模様で。
母親がご飯の残りとかをあげてたんだけど、父親や俺は「居つかれたら鬱陶しいからやめろ」と
いつも言ってた。猫好きな母は気にすることもなく餌くれ続けてたが。
そんでたまにね、その猫にしたら多分「お礼」もしくは「代金」のつもりなんだろうな……
スズメやらカナチョロ(ちっこいトカゲ)が裏口に、ちょこん、とw
時にはおもっくそ血ィ流してる小鳥を咥えて登場。母親も「ひゃあああっ!」だってw
アンタが餌あげるからだろうよ。…で、まあなんつうか、しばらく後にその茶トラ猫が俺んちの近くで轢かれて死んでたわけ。
母親買い物帰りに発見して大ショックだったみたいで、「うちに来る途中だったのかね」とか
言いながらしょんぼりしてた。茶トラの猫なんかどこにだっているだろうから
「猫違いじゃねえ?」と言って慰めてはみたものの、その後ヤツはぱったり来なくなった。ある日の夕方、近所から来た回覧を渡そうと思って母の姿を探すと、台所の裏口で立ち尽くす母を発見。
「何してんの?」と聞く俺。「これ」と呟いて地面を見つめる母。
置いてありました。スズメが。そういや以前、なんかこんなことしてた猫がいました。「かーちゃん…最近、どっかの猫に餌くれた?」
「あげてないよ。情うつっちゃうからね」
「……ふーん……じゃ、これなんだろうな」
「なんだろうね」横目で見ると、母、涙ぐんでました。そんだけの話です。怖くなくてごめんよ。
- 482 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/05/20(金) 00:56:31 ID:QsIof1Ez0
- >>477
俺も小学生の頃、勝手口の脇に欠けた丼置いて
年取った野良猫に猫まんま食べさせてた
そしたら猫は丼に取れたてのネズミとかスズメとか入れて
俺に勧めてきたwある日夢に猫が出てきて人語で喋った
「オレはこれから遠いところへ行く、もう会えない、元気でな」
それ以来その猫は本当にいなくなった、もう二度と会えなかった