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第672話 直視できない石

76 :本当にあった怖い名無し :2005/12/19(月) 23:22:03 ID:Epw8UU0a0
鹿児島の旧家である本家にあるものなんだけど、
俺は中学のとき、一度だけ見せてもらったモノ。
「直視できない石」って言われてるものを見せてもらった。
正式な名前は別にあるけど、それを書くと本家の名前が
バレちゃうから書けない。
で、その石は締め切った土蔵の中でだけ見せてもらえた。
数本の蝋燭の火だけある中で、小さな箱の中に、鉄の箱が入ってて
さらにその中に、厚手の布で包まれたそれがあった。
妙に立方体に近い黒曜石って表現が正しいと思う。
色は蝋燭の光にあおられてから、よく思い出せないけど
たぶん黒曜石のようにガラス質の黒い色だったんだと思う。
だけど、奇妙なのは角ばってるはずのその石の角が、
ハッキリ見れないこと。
台に置いあって誰かの手の上にあるわけじゃないのに、
輪郭がブレているように見える。
目を凝らしてみても、よく見れなくて、
本当にその石がそこにあるのかが疑わしいような感じ。
まるで、立体映像のような...でも実体は確かにあった。
コレってどんな鉱石だったのか、調べてみても近いものが見つからない。
オカルトじゃないかも&長文スマソ
78 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/12/19(月) 23:44:34 ID:Epw8UU0a0
>>77
いわくとゆーか、その地方の民話として残ってるから、
詳細に書くと本家がバレるんでいやなんだが...
まぁ、よくある先祖が大きな動物を退治したら縮んで石になった話。
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