- 604 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/03/04(土) 13:17:49 ID:/w+AZjkqO
- この前、自宅で母と二人で夕飯をとっていた時
何となく話の流れから『自分の体験した奇妙なこと』の話になった。
母はかつて霊感があったらしく、若い頃見た「溝にうずくまる透明な人」の話や
「部屋にあらわれた奇妙な人物」の話をしてくれた。
でもまぁそれは幽霊話なので割愛。その幾つかの体験談を聞いた後、
私は好奇心とウチは大丈夫だろ!という意味不明な自信から、
「この家で体験した妙な事はないの?」と聞いてしまった。
母は渋ったが、そんな母の態度を見て益々気になった私は
「大丈夫!聞いても気にしないから!」と適当にいなして無理矢理に口を割らせた。すると母は、苦笑いをしながら
「まぁ…なんか変なことはあるよね。」
「新築当時、お風呂につかってたら、
長い髪の毛が私の手にからまってゴソッと出てきた。」新築当時と言えば赤ん坊の私も当然そこにいた。
正直予想外の事を聞いた私はそこで( ゚д゚)となってしまった。
そんな私の心中を察したのか、そこでその手の話はお開きへともっていく母。
半ばムキになって「今は大丈夫だよね?今は!」と私が食い下がると
彼女は乾いた笑いで誤魔化した。…姉さん、僕に霊感がなくって本当に良かったと思います。
- 605 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/03/04(土) 18:38:27 ID:/w+AZjkqO
- あ、説明不足でしたがその時母はロングへアーではないし
当然ロン毛の大工やロン毛の不動産社員も関わっていませんでした。