第766話 ドッペルゲンガー(13)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
633 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/03/06(月) 01:27:41 ID:v11qi8Rb0
本当にちょっとした体験ですが、忘れられないので書かせて下さい。

数年前の出来事。
授業中、といっても各自で作業をする、好きに動ける時間でした。
私が用事で職員室に行き教室に戻る途中、前から友人Aが来るのが見えました。
お互いの距離が近付いた頃、「どこいくの?」と話しかけたところ、
Aは無言のままにっこり笑ってそのまま通り過ぎていきました。
疑問に思いながらも教室に戻ると、
さっきすれ違ったはずのAが自分の席に座っていました。
「あれ?A、さっき職員室の方に行かなかった?」と聞くと、
「は?ずっとここにいたよ」との返事。
周りの友人達もAはずっと教室にいたと言います。
でもさっきすれ違ったのは確実にAでした。
「いやでもさっきそこでAとすれ違ったんだけど…」と伝えると、
周りの友人みんなで「ドッペルゲンガーだ!」と一時騒然。
一言も喋らなかったこと、Aは無言ですれ違うようなキャラじゃないこと、
ものすごく穏やかな笑顔(Aのそんな顔見たことない)だったこと、
それらを改めて考えると、あれはAだけどAじゃない人でした。

それ以来そのドッペルゲンガー(なのかな?)には会った事はありません。
本当に不思議だったので、Aを見るとそのことをよく思い出します。
こういうのはよくある話なんでしょうか。
ちなみにA自身は未だ遭遇していないそうです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

『第766話 ドッペルゲンガー(13)』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/01/23(月) 14:01:45 ID:8ef5cc59d

    私も一回見たことある!
    一緒に居た友人も見たって言ってた