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第950話 紫のお花

812 :本当にあった怖い名無し[sage] :2007/03/12(月) 21:35:42 ID:qJEPia6x0
192 名前: sage 投稿日: 2007/03/10(土) 02:01:03 ID:ayNSbM8a0
友人のお話。
道端で死にかけたノラの子猫(事故じゃなく多分病気)を
見捨てることができず家に連れて帰り、
寝る事もできずに看病していたんだけど、
2.3日後に看病の甲斐無く友人の腕の中で死んでしまったんだって。
友人は悲しくて悲しくて、自分の看病の仕方が悪かったと
自己嫌悪もあり、泣きながらいつの間にか眠ってしまったらしい。翌日 裏の殺風景な空き地に埋めお墓を作ってあげて
でも忘れられなくて
そんな日が数日続いたある日、夢にその子猫が出てきて
「一生懸命看病してくれてありがとう
あまり悲しまないでね。
お礼に紫のお花を。。。。」
という所で目覚め、でも内容はしっかりと覚えていたんだって。

それから春がきて
その子猫を埋めたいつも殺風景な裏の空き地には
満開の紫のお花が咲いて、友人はあの子猫のお礼なんだって
はっきり分かったらしいよ。

本当にあったお話でした。

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