不可解・不思議体験まとめサイト【エニグマ】

第975話 でぇだらぼっち

105 :本当にあった怖い名無し :2007/07/08(日) 06:24:33 ID:8H9qXq2L0
これは俺が小学校3年か4年のときに体験した話・・・・

ある町で何年か前から放置された巨大クリスマスツリーが邪魔だと問題視されていた。
俺の家はマンション経営していてその4階に住んでいた。
かなり離れた町なのに4階のベランダからでもよく見えるほどの巨大なクリスマスツリーだった。
そのツリーのせいで道路が見えにくく、交通事故が多発していたらしい。
市がどうにもしないので、みんな困っていた。

その日は1日中大雨で、その影響か夜雨がやんだ頃には空が一面ピンク色をしていた。
俺は空が気になっていたため、カーテンを開けっ放しにしていた。
水曜日だったので、ドラゴンボールZを見ていた。(ちょうど界王神界で悟飯がZソードを抜く話)
しばらく見ていると、突然TV画面がぶらつき映像が見えなくなった。
「何だよいいところだったのに~!!」とTVを叩いても直らない。
その時だった。ふと外を見ると妙な違和感を感じる。空がピンク色なのを除けば、いつもの
見慣れた風景なのに、何故か不自然さを感じる。
俺の住んでいるところは盆地なので、外を見渡すと山が連なっている。
山の前に目をやった。なんと巨大な人型の物体が歩いているではないか!!
一瞬目を疑ったが、どう見ても巨大な人間が歩いているようだった。
そして、その巨人の手を見るとあの邪魔だったクリスマスツリーを持っていて、どこかに運んでいるようだった。
30分くらい見ていたはずなのに、TVが直って続きを見ると、時間は1秒も経っていなかった・・・。

後日、例の町に行ってみるとツリーはもうなかった。近所の人に聞いてもツリーのことは初めからそんなものはなかったと言う。
??????????!!友達に話したら馬鹿にされた。・・・でも俺は確かに見たんだ!!

あれは妖怪「でぇだらぼっち」だったのでしょうか??未だに謎です。(映像に残せば良かった!!)

モバイルバージョンを終了