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第104話 トイレ

345 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/06/24 00:20
去年の夏か秋口ころの話し。
ウチは4人家族。父は会社、弟は部活で夜遅くまで帰らない。
夕方、晩ご飯の材料の買出しに母と私のふたりでスーパーへ。
買い物を終え、家に帰ると父が帰宅していた。
父は帰ってきた私と母、というより母を見て驚いたような顔をしました。
「どうしたの?」と私が訊くと「お母さんはトイレにいるんだと思った」
と言います。トイレの電気でも点いたままだったからそう思ったのかな?
と思いましたが、父はそれもあるが中から声が聞こえたからと言います。
父が言うには=帰宅すると誰もいなかった(鍵は開けっ放し、電気点いたまま)
トイレの前を通ると中の電気が点いていた。誰か入ってるのかと思い「入ってるの?」
と訊くと中から「入ってる~」との声が。随分とトーンの低い声だったので
今度は「腹、痛いのか?」と訊くと、また「入ってる~」との声が。おかしいとは
感じたが腹痛が酷いのかと思いそのまま着替えて台所でタバコを吸っていた所
数分後私達が帰宅したといいます。冗談だと思い何度も確認しましたが、父は本当に
聞こえたんだと言い彼自身も何度も首を捻っていました。

普通に考えるなら空耳か、父がボケただけなんでしょうが怖かったです。
ウチのトイレ汲み取り式(ぼっとん便所)だし・・・

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