第1096話 ドッペルゲンガー(21)

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375 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/03/07(金) 19:36:12 ID:PVJdX/fT0
厨房の時の話

俺の中学校は家から近く、俺かHという奴のどちらかがいつも一番に
教室に入っていた。

ある日、いつもの様に学校に行くと廊下でHと会った。
H:「おまえ、どこ行ってたの?」
俺:「俺、今来たんだけど」
H:「えっ?さっきお前、教室にいたじゃん」

Hは登校してすぐには教室に入らず、廊下を通ってトイレに行く際、
廊下からガラス越しに見たらしい(廊下側全面ガラス)。

実際、俺は来たばっかりだった。
Hに聞くと、俺は黒板の方を向いてただ座っていたとの事だった。

単なる勘違いだと思うが、Hは真面目な顔で絶対にいたと言う。
いつもと違って、ただボーッと座っているだけなので変だと思った
そうだ。

ちなみにHは真面目で、冗談などあまり言わないタイプ。

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『第1096話 ドッペルゲンガー(21)』へのコメント

  1. 名前: 投稿日:2008/10/04(土) 06:33:00 ID:427f6e157

    教室の記憶か

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/07/04(月) 01:13:56 ID:4abae7959

    人間の微弱な電流が
    そこに停滞してるから

    何度もそこで過ごす内
    そこに居なくても稀に居るように
    感じるんだろうね

    それに毎日どちらかが居るから
    脳が勝手にそこにクラスメートが座ってると
    誤認して、てきとーに信号送ちゃったんだね

  3. 名前:名無し 投稿日:2014/03/10(月) 00:00:56 ID:0bce58a7d

    空間にも「スクリーンセーバー」的な何かが必要なのかもね。

  4. 名前:名無し 投稿日:2014/03/10(月) 00:02:48 ID:3f76a1178

    「今朝はどっちかな」って楽しみにしてたりしてw

  5. 名前:名無し 投稿日:2014/03/10(月) 00:10:30 ID:4981b9a10

    ごめん、自己レス。
    昔のテープレコーダーの磁気ヘッドが帯磁しちゃうイメージの方が近いのかな〜と思って。
    たまに「消磁」しないと録音性能が低下するらしい。