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第1226話 霊感教師と霊感生徒

41 :本当にあった怖い名無し :2008/09/21(日) 01:49:51 ID:HJXUQLbYO
俺の母は小学校の教師をしている。
霊感があり、赴任先によっては、かなり肉体的にヤバかったらしい。

10年前に4年生のクラスを担任したとき、
かなりの霊感がある女生徒Aと出会った。
Aは小学校に入学してから、近所の誰がいつに死ぬとか、
校庭にこんな霊がいるとか口走り、校内では有名になっていたらしい。
しかし上級生の自殺を言い当てたとき、イジメの対象になった。

そのときに担任なったのが俺の母で、Aの能力は本物と感じていた。

しかし実際に受け持ってみると、上に挙げたことを口走り続け、
感情をコントロール出来なくてポルターガイストを起こしたり、
母は本人に謹むようにと霊感を封印させた。

一年が経ち、5年生に進級したときも母はAの担任。
そして、ある事件が起きた。

42 :本当にあった怖い名無し :2008/09/21(日) 01:50:42 ID:HJXUQLbYO
他のクラスの生徒が深夜になっても帰宅しないらしく、
5年生のクラスを担任している教師達が学校に集まり、探すことになった。

母もその一員で、この霊感を何とか生かせないものかと思ったが、
そっち方面の力は無かったらしい。

頭を抱えていると職員室の電話が鳴った。
母が電話に出ると、相手はAで焦っている様子だった。
「先生、学校の人で行方不明になっている人いないですか?」
と言う言葉に驚いた母は、隠さずに伝えた。
「やっぱり。夕方からある病院のイメージが離れないの。
血の臭いとか、肩に乗っかってきたり、
段々ひどくなってきて、体がしんどい。
でも誰か生きている人間もいて、集団で出られないってドア叩いてて、
私行かなきゃいけない気がする。」

Aの訴えを聞いた母は意を決し、職員室をあとにした。

43 :本当にあった怖い名無し :2008/09/21(日) 01:51:33 ID:HJXUQLbYO
Aを迎えに行った母は、コンビニの駐車場で詳しく話を聞くことにした。

A曰く場所は廃墟と化した某病院らしい。
時計を見ると深夜0時を過ぎている。
母はAを信じ、車を走らせた。

車のランプがつかなくなったり、急にラジオがついて変な声が聞こえて耳鳴りがしたり、
かなりアクシデントがあったらしいが、
20分ほど走り、何とか病院に着いた。

着いた途端、立っていられないほどの眩暈と吐き気に見舞われ、
それはAも同じで、母は可能な範囲で浄霊し結界を張って突入した。

44 :本当にあった怖い名無し :2008/09/21(日) 01:52:43 ID:HJXUQLbYO
廃墟の病院は2階建ての棟と、3階建ての棟の2つの棟から成り立っていた。

しかしAは、導かれるように進んでいく。
そして手術室らしき場所で行方不明になっていた生徒を発見した。

どうやらネットで募った仲間達と凸っている最中に、
ドア開かなくなって失神したらしい。

それから13年後。
就職を機に上京した俺は、得意先に勤務していたAと出会い、
俺の母とも再会したAは、6月に俺の奥さんになりました。

45 :本当にあった怖い名無し :2008/09/21(日) 02:10:15 ID:HJXUQLbYO
スマソ、年数を俺が11歳からで計算してしまった。

訂正
×それから13年後。
○それから9年後。

48 :41 :2008/09/21(日) 03:06:56 ID:HJXUQLbYO
>>46
本人も俺の母から言われて、随分と自身で抑えるようにして、
中学2年生のときに父親が亡くなったのを機に、霊感(霊を見たり部門)が弱まったそうです。
カンは冴えたままらしいが。

俺と奥さんは隣の市に住んでいたから、互いに出会うまで顔も名前も知らない。
母は家では仕事の話はしないタイプだから、
奥さんの名前を聞いたことすらない。
母も奥さんの就職先までは把握していない。

にも関わらず、俺が得意先で初めて出会ったとき、
隅に呼び出した奥さんの第一声が、
「間違っていたらごめんなさい。
あなたのお母様って○○市で教師をやってらっしゃる○○さんですか?」

奥さん、俺と出会う前日から、ずっと俺の母の顔が頭から消えなかったらしい。
高校ぐらいから忘れかけていた母の存在が、急に。

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