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第1291話 雪とミカン

818 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/12/06(土) 22:32:33 ID:PMlMfkOXO
大学生のときにスキー場近くのペンションでバイトしたことがあるんだけど、すごく変なことばかり起こった。
まず初日から不思議現象の洗礼。部屋のクローゼットに荷物置いて、ドアのところでオーナーと話してたら、
その間に私のスキーウェアがバッグから出されていた。しかも中に雪とミカン(むいてあった)がつめられていた。
部屋にいたのは私1人。ドアと窓以外に出入り口はない。窓は凍りついていて開かなかったはず。
私がいた間だけでも、厨房の大鍋に雪がギッシリつまっていたり、オーナーのトランクスが脱衣所から消えて
客用のロビーに出現したりした。トランクスはチェスボードの上で、むかれたミカンと雪を包んでいた。
客がトランクスに気づいて私を呼んだ時間は、ちょうどオーナーが風呂に行った頃だった。
誰もチェスボードにそれを置いた人物を見ていない。最初はそんなものはなくて、人の出入りもなかったはずなのに、
いつの間にか置いてあったのだそうだ。オーナーがゴミ箱からトランクスを発見し、オーナーのものだと判明した。
私も何度か、ブラのパッドを入れる穴に雪とミカンをつめられた。ほんのちょっと目を離すとつまってるんだよ。
他にもいろいろあったけど、どれも雪とミカンが隙間につめられているような意味不明なイタズラ?だった。
靴に入れられたのは困ったけど。
客には迷惑はかかってないようだったからまあいいか、と。
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