- 521 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/04/02(木) 12:27:51 ID:t9m6v3r+O
- 大阪の梅田で「おーい(私)さん!」と男に声をかけられた。
まるで見覚えがないんだけど、仕事関係の人だとマズいので「どうもどうも~」と愛想良く返事。
相手の男は笑いながら「絶対俺のこと分かってないやろwAやでA!」と名乗ってきたものの皆目見当がつかない。
「久しぶり」だの「元気そうやな」だのにこやかに話す男にあたふたする私。
結局何も思い出せないまま男とは別れた。仕事関係の人じゃないなら小中学校時代の同級生しかいないので(高校大学は女子校だった)
実家に帰り、卒業アルバムで男の名前を探した。
男は中学の時の同級生だった。アルバムを見ても何も思い出せなかったので、中学時代の友達に男のことを聞いてみた。
友達によると、男は不登校の生徒で、一年生の時の半年間くらいしか学校に来ず、その後はずっと欠席してたらしい。
私が男を覚えてないのは当然で、同じクラスになったこともなければおそらく話したこともないはず。
お互いの名前を知らなくても何の不思議もない間柄なのに、なぜ卒業後13年もたって私に声をかけたのか
なぜ私の名前を知っているのか、なぜ13年たった私がわかるのか
すごくもやもやした気持ちになったが、あまり深く考えるのはよそうと思い始めて1ヶ月くらいたったある日、仕事で東京へ行くことになった。東京滞在三日目、仕事が終わりホテルへ帰る途中、
「おーい(私)さん!」とまたしてもあの男に声をかけられた。
地元を遠く離れた場所で、接点がほとんどない男との再会に軽くパニックを起こした私に
「また会ったね~」とフレンドリーなA。
なんか怖くなって「ごめん、急いでるから!」と逃げるようにホテルへ帰った。半年間しか同じ学校に通ってなかったのに、同じクラスにもなったこともないのに、しゃべったこともないのに、名前もしらなかったのに、
そんな人と偶然立て続けに出会う確率ってどのくらいだろう
ましてや地元じゃない場所で…
と考えると怖く怖くてその日は眠れなかった。
それから3ヶ月後、 - 522 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/04/02(木) 12:39:39 ID:t9m6v3r+O
- >>521続き
友達とたま駅長に会いに和歌山へ旅行に行きました。
貴志駅にはたま駅長に会いに来たお客さんが大勢いて、すごいな~と何気なく見渡した中にあの男がいたんですが
これは一体どういうことでしょうか?ただの偶然ですよね?
もう何が何だかわかりません。
その時も「こんな所で会うなんて!」とニコニコフレンドリーに話しかけて来たんですが、怖くて無視してタクシーで逃げてしまいました。