- 903 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/06/12(金) 17:25:31 ID:NriImsBV0
- 子どもの頃、北海道の根室ってところに住んでたんだ。
幼稚園児だった俺は毎日お気に入りの青いプラスティックバットを抱えて公園に出かけていた。
ある日、そのバットを放り出したまま遊んでいたら、いつの間にかなくなっていた。
泣きながら暗くなるまで探したが、結局バットは出てこなかった。
翌日も、その翌日も、幼稚園から帰ってくるとすぐ公園に行って探したけど、結局出てこなかった。
その1年後、父親の仕事の都合で京都に引っ越た。そんな出来事も忘れ、8年という月日が流れた。俺は高校3年生になっていた。
受験した大学は全て不合格となり、進路も決まらぬまま卒業式を間近に控えていた。
そう、あれは予備校からの帰り道。近道のため、家の近所にある公園を横切ったんだ。
ふいに俺のつま先に何かがコツンと当たった。青いプラスティックバットだった。ああ、懐かしいな。俺もこんなの持ってたっけ。
シールがはがれたあともそっくりだった。
そうそう、こんな感じにシールがはがれていて、この反対側にお母さんが名前書いてくれて・・・俺の名前が書いてあった。
ひらがなで、大きく。俺は急に怖くなって、そのバットを放り出して急いで家に逃げ帰った。
8年も前に、北海道の片田舎でなくしたバット。
なぜ今、京都の公園に転がってるんだ!?
怖くて仕方がなかったが、どうしても気になってもう一度公園に行ってみたんだ。
その間、5分くらいだっただろうか。
もうそのバットはどこにもなかった。今思い出しても寒気がする。
実話だぞ。 - 935 :906[sage] :2009/06/13(土) 08:50:27 ID:BNwcLm+M0
- もう俺も30代半ば。子どもは4人いるよ。
残念ながらもうあれ以来、あのバットにはお目にかかってない。
ちゃんと俺の名前が書いてあった。勘違いとか見間違いじゃないと確信してる。
でも誰に言っても信じてもらえないんだよな。いろんな人に「本当やったらバット持って帰るやろ」って言われた。
確かにその通りだけど、あの恐怖ったらないぜ。
死ぬまでにもう一度出てこないかな。
『第1497話 青いプラスティックバット』へのコメント
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 19:06:00 ID:76930c380
うわぁ~!不気味
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名前:べろべろ 投稿日:2009/07/06(月) 20:00:00 ID:3ec7630a9
確かに怖い。その時拾っていたらどうなていたのかな。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/07/30(木) 00:42:00 ID:7c5a45652
高校3年って17,8歳だろ?計算合わねぇじゃん。8年前は小学4年のはずだぜ。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/09/12(土) 01:39:00 ID:855129d51
まぁ作り話だわな。8年前とかリアルっぽい数字を捻り出したのが裏目だったな。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/09/12(土) 12:28:00 ID:95e18ba40
作り話しだったら、もうちょっと凝った話しにするだろ。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/10/07(水) 00:42:00 ID:4a5db16c6
5分でバットが消えるあたりも作り話の典型だなw
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/11/23(月) 11:49:00 ID:173267aa5
ホント持って帰ればよかったのに…!でもまあ想像すると怖いな、自分でも。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/11/23(月) 17:54:00 ID:07992ee8e
作り話を指摘してホルホルしてるアフォどもが多いけど、そもそもオカ板にマジ話があるわけねーだろw
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/08(火) 01:03:00 ID:d02916c56
主が拾って帰ってくれると信じてたバットちゃんの失意を考えると、二度と現れてはくれないだろうな
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/07/09(金) 20:08:00 ID:b1d8ecf33
俺が書いた話は全部マジ話だけどなあ。端っから全部創作だと思ってる奴いるのか。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/07/26(月) 08:58:00 ID:87b991234
高校三年を中学三年と訂正すれば辻褄が合う。はい論破。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/08/01(日) 21:54:00 ID:6153ed2e9
>>受験した[大学は全て不合格となり
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/10/16(土) 22:43:08 ID:c59ea66c5
青バットちゃん、8年越しのご主人様との再会だったのに…悲しいな
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/11/18(木) 12:36:15 ID:bf5ecdbec
荒さ探しよりも、雰囲気を味わおうよ。ネット世界で真偽なんかどうして求めるの。
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/08/02(火) 16:59:26 ID:bfdaed6b6
なんで計算が合わなかったら作り話なの?
作り話で、リアルにするためにわざわざ数字入れるんだったら、それこそそんなとこ間違えない気がする。たんにうっかり勘違いでしょ。 -
名前:名無し 投稿日:2012/02/20(月) 23:19:29 ID:e8d13dc9c
バット<解せぬ
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/14(土) 16:24:06 ID:f2fb92cce
>それこそそんなとこ間違えない気がする。たんにうっかり勘違いでしょ。
この矛盾っぷりがエニグマ -
名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/19(木) 17:06:10 ID:eb8170cb4
無くなった青バットは根室の公園で誰かがどうしても欲しくなって持ち帰り、返すチャンスのないまま
転勤族だった父の転勤に伴いレス主より先に札幌に引っ越し。
その誰かは返せなかった青バットは自分が持ち主へのお詫びの気持ちも込めて大事にしようと思った。
その後も仙台、大阪、熊本など引っ越しを繰り返し京都にいたときのこと。
ある日小さい男の子を連れた来客があり近くの公園で青バットで遊んだ。
青バットも久しぶりに子供と遊べて楽しそうに見えた。
家に戻ると男の子が持ってるとばかり思った青バットがない。
あれをなくすわけにはいかない!急いで公園に戻った。あった、よかった。
帰り道、そういえばこの青バットの元の持ち主はいまごろどこでどうしてるんだろうな、と
ずいぶん久しぶりに持ち主のことを考えた。そして青バットに
「元の持ち主に返してあげられなくてごめんな」と謝った。
・・・という青バットの数奇な来し方を考えてみたよw -
名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/12/02(日) 04:11:24 ID:d970bee66
いいね
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/12/02(日) 09:43:30 ID:12763d903
「青バット」といえば
セネタースの大下 弘! -
名前:名無し 投稿日:2014/03/02(日) 14:17:31 ID:02853af2c
「ピンクヘル」と言えば中ピ連w
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2014/05/26(月) 23:37:26 ID:5ce892ce4
計算合ってるじゃねーか!
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名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2014/05/26(月) 23:41:53 ID:5ce892ce4
いやいや、合ってないな。12年前なら合うか。
非常に興味深い話ですね。